夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<ココから ここまで。>

2016-10-22 | 暇つぶし

あ゛〜  足が い゛だい゛よ〜

 

今日は勉強会のついでに、若冲展と時代祭、見てきました!

…どれがメインやねん。笑。

どれも面白かった!

しかも、時間潰しに読んでた本には、平将門出てくるわ、武甕槌命出てくるわ、宗像三女神出てくるわ(笑)

頭の中が太古から未来まで行ったり来たりで、若干混乱してる私です💦

 

…頑張って帰ります(笑)


<「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」展&時代祭@京都>

2016-10-22 | Art

たまたま京都で勉強会があったので、せっかくだから早めに入って若冲展を観に行くことにしました
前日にいろいろ調べてたら、時代祭当日とのこと。
しかも、ちょうど京都市美術館・・・。
あかん・・・すごい混雑や・・・と若干悩みましたが、危うかったら早々に退散すればいいや、と出発。
昼過ぎに着いたのですが、結構な人出です。
 駅からの途中にある川へ たわわに実った柿の木がせりだしてました。
すでに有料席の設置がされており、無料の場所も席取りが始まってました。
 すごいな~。
相変わらずきれいに映える 平安神宮の鳥居

京都市美術館の「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」展です。
  展示数はそれほどたくさんではないので、ゆっくり観ることができます。(多いとそれはそれで疲れる。笑。)
先日東京上野に行こうと思って、すごすぎる行列に断念した若冲展だったので、どうなることかと心配してましたが、期間が長いからかな、拍子抜けするくらい良い塩梅の混み具合(笑)

期間限定で出品作品が代わるのですが、今期は「雪中雄鶏図」でした。
彩色豊かな作品も良いのですが、墨の濃淡だけで描かれた掛け軸たちが、気に入りました。
鶏の絵をたくさん書いていましたが、どれもちょっとずつアングルが違ったり、表情も違って、すごいなぁと。
輪郭をきっちりとなぞる絵ではなくて、パーツパーツで描いているのに、ちゃんと1羽の鶏に仕上がってるのがすごい。
筆の勢いで、尾羽が優雅に力強く描かれてます。
ころころと 丸に近い形で書かれたヒヨコたちも可愛い
鯉や、虫や植物など、身近なものがたくさん描かれてました。

同じデザインの滝登りの鯉が並べてあって、縁起物だから、いろんなお家に頼まれては書いていたそう。
逆にというか、同じものを描けるというのも、さすがだと思いました。
飽きてるおばさん達も居たので、好みの問題でしょうが(笑)

グッズが、もう少し絵葉書の種類増やしてくれたらよかったなぁと思いまいしたが
今年は生誕300年とのことで、今後も京都でいろんな若冲展が開かれるみたいです!



そして、美術館を出たところで、早々に退散しようかと思っていた気が代わり、有料席のすぐ後ろから観れるようだったので、1時間ほど待機して時代祭を観て帰ることに。
おかげでお昼ご飯抜きだぜ(笑)

京都3大祭りと言われる時代祭ですが、観に来たのは初めてです。
御所を出発して、順次 平安神宮まで練り歩く順路となっています。
写真はあまりきれいじゃないですが、雰囲気だけ 写真並べていきます~。

 最初は京都府警の騎馬隊の先導で行列は到着しました。
  市長さんも馬車に乗ってご満悦
行列が始まります。
最初は「維新勤王隊列」    
 
続いて、「維新志士列」
 メインの人は、「坂本龍馬」 とか名前の書いた旗を持ってる人が居るので、わかりやすいです。
 「江戸時代」の「徳川城使上洛列」は立派な籠を担いで歩いています。
長持の歌と跳ねるような動きが、とっても面白かった! 歌い手のキャラでしょうけど(笑)
「立てば~ぁ 立てばてぇ~よ 酒さーえ 飲めーば 重い~ぃ 荷物も~ョ 軽か~ぁ なーるわーョ やーれやれー」と歌った後に、長持ち担いだままで「えぃっさー ほいっとさー」って掛け声かけながら、跳ねるように走り出す。

 続く 挟箱持、槍持も、初めて見た~。
「ひーさーいー いやとまーい いやさのさ~ やー おい ひ~さ よいやな~ よーいよい」と奴さんが掛け声かけて、箱や毛槍を投げ渡すのが ちょっとドキドキしながら見守り、成功したら沿道から歓声が上がります。

続いて「江戸時代婦人列」では、江戸時代の様々な服装を観ることが出来て、これまた面白いです。女性陣は華やかだな~。
 和宮、 吉野太夫、 出雲阿国 といろんな服装。

「豊公参朝列」は、大きな牛さんが来た! 
  
 羽柴秀吉、とな~。
「織田公上洛列」が続き、「室町幕府執政列」になります。 足利将軍。

「室町洛中風俗列」では盆踊りの原型となった風流踊りを観ることができます。
  この風流傘を回して、周りで太鼓&太鼓童、両端に  側踊りの女性たち 皆で歌いながら踊っていました。

「吉野時代」の「楠公上洛列」では、ほら貝など勇壮に吹き鳴らして武者たちが来ます。  
 
武将たちなどの間に挟まれる女性の行列は、目の保養?(笑)
「中世婦人列」 では、大原女  桂女  淀君も居ました。
 藤原為家の室も吉野時代っぽい旅の服装。
 静御前は水干を着けた白拍子姿でした。

「鎌倉時代」の「城南流鏑馬列」では、牛若丸みたいにかわいい童と、流鏑馬の恰好をした武士、的持ちが居ます。 

「藤原時代」になると、「藤原公卿参朝列」では「○○でおじゃる~」みたいな冠を被った正装の方々が。 

ここらへんで、そろそろTime up~!急いで向かわねば!
でも、駅までの道すがら、行列を観て歩きます。
 「平安時代夫人列」 で颯爽と登場した 巴御前。
 そうかと思えば、紫式部&清少納言の十二単の 煌びやかなご婦人が。

長い道のりに、皆さんもお馬さんもお疲れ気味
特に、先がつかえると その度に立ち止まらないといけないから、お馬さんが嫌がって
激おこぷんぷん丸 な子は、ちょっと不穏な空気(笑)
よく頑張ったねぇ 
 

「延暦武官行進列」「延暦文官参朝列」「神饌講社列」「前列」、そして「神幸列」。
  
「白川女献花列」「弓箭組列」で最後になります。
 頭の上に乗せた籠を全く落とすことなく、まっすぐ前見て歩いてる!すごいわ~ 


 なんだかんだ言って、最後まで観ることが出来ちゃった時代祭でした( ´艸`)
それぞれの時代の風俗や服装、文化が全然違うのも面白いし、そんなこともあったな!って歴史を思い出すこともできて、楽しかったです!
外人さんも喜んでいっぱい写真撮ってたし 日本の文化をイッキ見できて、楽しんでもらえたかな? 
何とか天気も持ってくれて、良かったです。

この後、会場まで痛む足ひきずりダッシュ(笑)
何とか間に合ったのですが、会場では爆睡こいてしまいました。。。