神社を出発して、来た道を戻ります。
途中にある鹿跳橋。 お大師さんを乗せた鹿が飛び越えたという伝説から、この地は鹿跳(ししとび)と呼ばれるようになったんだって。
お寺の近くにある駐車場に停めて、少し歩きます。 この地はシジミが名物で、石山貝塚とシジミのモニュメントがありました。
西国第13番札所「石山寺」に到着です。
東大門には、仁王さんがいらっしゃいます。
門をくぐったところに、ゆるキャラのおおつ光ルくんが並んでました(笑)
参道を歩いて、入山料を納めたところで、雨がパラパラと・・・
しくった・・・ まだ大丈夫だと思って傘を車に置いてきた・・・
仕方ないので急ぎますが、大きなくぐり岩を見つけて、い・・・急げないYO!(笑)
途中で嵌って抜けなくなるとヤダなぁ
と思いながら、ソロソロと進みます。
狭い!
暗い! ってしゃがみながら進んで、
ようやく外へ出てきました~。
出てきたところは池なので、落ちないように気を付けて(笑)
皆、こんな感じで入って出てきます。
向かいには、比良明神影向石があります。
ここらへんから結構降って来たけど、仕方ない・・・
せっかくだからゆっくりと境内巡りたかったけど、急ぎ足で駆けていきます。 お大師さん、ごめんね、今日は手抜きでごめんなしゃい・・・
石山寺の観音さまは、この硅灰石のうえに立っていると言われています。
天然記念物の石。 カッコいい
奥には多宝塔が覗いていました。
三十八所権現社。 神武天皇から天智天皇までの38代の天皇をお祀りしているところ。
本堂へ駆け込んで、お参りします。本堂横には、紫式部が過ごしたという「源氏の間」があります。
本堂では、内陣拝観をお願いしました。
御本尊お前立の如意輪観音様。
半跏像になってて、私は好きです。
他にも、毘沙門天、すごかった!
あと、お大師さんのお不動さん。
静かで気持ちいい空間でした。
本堂を出ようとしたら・・・土砂降りや・・・
でも仕方ないから、走っていきます。 経蔵の下の岩に座ると 安産になるという、腰掛石があります。
・・・世の皆さまの安産を祈願して ひいては我が安眠を祈願して(笑)
紫式部の供養塔。 3重の笠は珍しいんだって。
せっかくの国宝の多宝塔も、雨土砂降り・・・
もう、スマホと御朱印を雨から死守するのに必死です・・・
山登るからと思って、件のワークマンリュックで来てたから助かったわ・・・
色々と見たかったのに、他を回る余裕が無いため、上には上がらず、ここでもう帰ることにしました 宝篋印塔は、この周りをまわると、四国八十八所を巡ったのと同じ功徳が得られるとのことでしたが、手を合わせただけでもうバイバイよ
雨に濡れて少し黒くなってる硅灰石。
参道にはほぼ人はいません
傘持ってきたらもっとちゃんと巡れたのに~
私のバカバカ~
最後はちょっとしくじりましたが、まぁこういうアクシデントも旅の醍醐味 ←今日一日でどんだけアクシデント・・・(笑)
もう夕方だけど、石山に来たら絶対に行きたかったお店でご飯にしました。 門前にある「湖舟」
石山の名物、しじみめしを食べるのですっ じゃーん
ようやく温かいご飯だ ご飯だ~
(笑)
あまりたくさん食べると晩御飯食べられなくなるので、鳰(にお)にしました。
志じみ釜飯
しじみ赤出汁
近江のおばんざい5品(近江牛と赤こんにゃくのしぐれ煮、しじみ時雨煮、川えびの海老豆、里芋としじみのコロッケ、きゅうりと丁子麩の酢みそ和え) です。
・・・赤出汁が染み渡る~
しじみのしぐれ煮が美味しかったので、お土産に買って帰りました。
炊き込みご飯にも使えるんだって。 あと、恐る恐る試食したけど 普通に美味しかった(笑)鮒ずしクッキー
チーズ味で美味しかった~。
あと、門前にあった「仁々木」のかりんとう。
近江八景のそれぞれをイメージしたという、「近江八景かりんとう」のうち、食べてみたい味だった「瀬田」にしました。
湖舟のトイレをお借りしたら・・・ 便座に座るとドアまでが遠い・・・。
ということで、 入ってますか?ノックにお返事するために、壁を叩く木が用意されていましたwww
さりげない心遣いがツボに入った(笑)
身体もあったまって、お腹もいっぱいになって、はぁ~ ってなりながらお店を出たら・・・雨、止んどるし・・・
一番雨強いときにお参りしてるとか、どんだけ~(笑)
一度車に荷物置いて、汗だくなった時用に積んできた服に着替えて(笑)・・・デザート食べに行きました もう拝観時間は終わりです~。
少し歩いたところにある、「茶丈藤村」に来ました。 甘いものは別腹よ
何食べようか悩んだんだけど、おいしかったらお土産に買って帰ろうということで、おうすのセットにしました。 看板ムスコだという「たばしる」です
石山寺で芭蕉が詠んだ「石山の 石にたばしる 霰(アラレ)かな」に由来したという、たばしる。
珍しい言葉です。
これね~ めっちゃ美味しかった!!!
私はいつもは漉し餡のほうが好きなんだけど、ごろごろ大きい粒の「釜あげ丹波大納言」と、クルミが入ってて。
外が ほわほわの羽二重餅
美味しかったぁ~
これなら、もっと食べられる(笑)
お土産に「たばしる」と、「月あかり」、和菓子のお店では珍しいココナッツの「椰子の実」を買って帰りました。
家着いてビックリしたのが、月あかりが壊れないように、プチプチを巻いてプラ箱に入ってたの
すごい心遣い・・・ありがとうございます
美味しいモノ尽くしで大満足して、帰路に着きました。
あ、駐車場横に ひっそりと三鈷の松があって、下に落ちてる松の葉は、ほぼ三鈷
お土産に拾って帰りました(笑)
JR石山駅前にある芭蕉像。
帰りのSAでmy love
「舞妓はんひぃ~ひぃ~カレーせんべい」と、高速限定の「うま辛チキン味」じゃがりこと、京野菜コスメのオールインワンゲルをゲット。
あとは、こないだ買い損ねた ソカタFANTA
疲れたけど、楽しい石山巡りでした~
せっかく近くまで来たんだし、と、岩間寺から少し足を延ばすことにしました。
車を走らせてると、なんかカッコいいのが出てきた! 瀬田川洗堰
そして、この瀬田川が、段々と大きな岩がゴロゴロする河原に変わってきました。
でもなんだか、良い感じ!パワーが溢れてる感じがする!と思いながら、るんるんでドライブ。
本当は遠くから攻めるつもりだったけど、雨の中で階段上るの嫌だったので(笑)先にこちらに寄りました。 「立木観音」さま。
お大師さんが彫ったという観音さまのお寺です。
こちらの観音さま、本堂に行くまでに階段を800段以上登らなければいけないという・・・
ごくり・・・。
さぁ、普段運動ゼロの私がどうなるか、とくとご覧あれ! ←誰。
手水で手を清めて上がり始めてすぐに、お大師さんに会いました。 足を踏み出してくれているから、一緒に来てくれるんだよね。
階段の途中には、所縁のある歌の碑が並んでいます。
一つ一つ見ながら登ります。
・・・登っても登っても、辿り着きません・・・ これが800段の威力・・・
(笑)
すれ違った家族さんの子供ちゃんが「こんにちは」って緊張しながら声掛けてくれたんだけど、「・・・こんにちは~(ぜいぜい
)」みたいになってる私(笑)
半分過ぎると、ちょっと足が止まって 踊り場ごとに休憩してしまう~
ようやく、境内にたどり着きました・・・
休憩所の建物には、煙出しの屋根がありました。
汗だくになって、しばし休憩・・・
あれを登ったってことは、同じだけ下りないと帰れないわけで、帰りが怖いわ・・・
休憩して息が整ったところで、お参りに向かいます。 聖徳太子二歳像と、子守り太鼓。
白鹿の背に乗って川を飛び越え、光る霊木に導かれたお大師さん。
私も鹿に助けられたところでした(笑) 観音堂でまずお参りして、御朱印を頂いたところで、境内のお参りの仕方を教えてくださいました。
表で観音様にお参りして、次はお堂の裏に回って、後ろから拝みます。
そのまま奥之院のほうへ進むと、宝篋印塔。
厄除けの鐘。 ひと突きしてください、とのことだったので、緊張しながら突きました。
模様が綺麗!
そして少し上がると、奥之院があります。
そこからぐるっと回って下りてくると、立派な渡り廊下が。 くぐると、境内に戻ってきます。
こじんまりしてますが、素敵なお寺でした。
さて、雨に降られる前に、とまたあの800段を下ります。
川の音が聞こえるのに、行けども行けども見えてこない・・・(笑)
無言で歩き続けて、何とか下まで戻って来ることが出来ました。
工事の跡かな?荷物を運ぶレールみたいなのがありました。
車に戻って一息・・・
次の目的地に行こうと出発しかけて、アクセル踏むともう膝がガクガクだったわ(笑)
そこから少し車を走らせて、近くの「佐久奈度神社」へ来ました。
こちらのご祭神は少し珍しくて、「祓戸の大神四神」といわれる、穢れを祓い、禊ぎ、ハレの状態にして蘇りさせる神様です。
瀬織津姫尊(セオリツヒメノミコト)川の神、遠秋津姫尊(ハヤアキツヒメノミコト)海の神、気吹戸主尊(イブキドヌシノミコト)風の神、速佐須良姫尊(ハヤサスラヒメノミコト)地底の神 だそう。
内の3柱は伊勢神宮にもお祀りされているそうです。 ほかにお参りしている人は居なくて、静かな境内でした。
実はこちらの神社には、カワイイわんちゃんが居るとのことだったのですが、社務所に伺ったときには不在でした。
お母さんに御朱印をお願いして、その後お話してたら、「まだ一度も見たことないですか~?良かったら連れて来ましょうか?」って言って頂いたので、もしよろしければ、とお願いしちゃいました。
そして奥から、お目めクリクリの「くれちゃん」が!
すっごくお利口さんで、小さく尻尾を振りながらトテトテと寄ってきてクンクンしてくれます。
お母さん曰く、お母さんが社務所に行こうとすると、「私もお仕事かな?」と一緒に来ようとするそう
お父さんお手製の衣装を着けて、「はい、お座りして」と言われたら、ちょん、とお座りして、もうズキューン!!!!って心臓撃ち抜かれた(笑)
お座りしたまんま、お鼻を少しひくひくして、もうすぐ雨の匂いを嗅いでいました。
頭ナデナデしても、そのまま ちょん、と座ってる~
ある年の暮れに神社に捨てられていたみたいで多分8歳くらいみたいです。
もうずーっとナデナデできる ギューって抱っこしたいくらいでした(笑)
後ろ髪ひかれながらも、あまりお邪魔は出来ないので、お礼を言ってバイバイします。 ・・・・・・っくはーっ!!!どこまで行ってもカワイイよーーーっ!!!
お母さん、お忙しい中、ありがとうございました くれちゃん、遊んでくれて ありがとうね
またお参りに行きます。
境内末社のお稲荷さんには、可愛い尻尾の狛狐さんが居ました。
にゃは
って表情
境内から一歩せり出した展望台から川が見えます。
時間もあまりなくなってきたけど どうせだから、と急いで、最終目的地へ向かいます
台風と言いながら、一応まだ間に合いそうだったので、久しぶりの三十三所目指して、車で滋賀の石山巡りに向かいました。
ヘタレな愛車で雨降る山道を走りたくなかったので、まずは岩間寺へ向かいます。 SAで、沖縄限定のシークワーサーFANTAをゲット。今日の旅のお供です
山道自体はそこまで細くないけど、上から車下りてきたら私のドライビングテクだと詰むな・・・と思いながら、坂道を転がらないように気を付けつつ車走らせ、無事に駐車場に到着です 岩間山正法寺・通称「岩間寺」です。
駐車場から少し歩くと、樹齢200年の「お迎え樅(もみ)」。 大きく手を広げたような枝っぷりです。
鐘楼や、ぼけ封じ観音様と、仏足石
広島で被爆した石。
「白姫龍神」は、女性が拝むと美人になると言われているようなので、手を合わせて 御朱印もいただいてきました
仁王さんを通ると、
稲妻龍王社と、樹齢450年の銀杏。銀杏の木に龍王が住んではるらしい。
大師堂。向かいの休憩所には、
真言八祖や、目からビーム!な虎と龍の屏風などが
お不動さんと本堂の間には、芭蕉が「古池や 蛙飛びこむ 水の音」と詠んだとされる池があります。
・・・実は・・・かわず居ないかな~と思って探してたら、白いお腹向けた溺死体を発見してしまって・・・
いや、笑っちゃいけないんだけど、芭蕉が句を詠んだ池でお亡くなりの蛙って・・・とシュールすぎて一人で笑いを必死にこらえてしまいました・・・
でもお寺で亡くなってるから、成仏できる・・・はず・・・
本堂の前には「夫婦桂」が立っています。
泰澄大師がこの地に来られた時に、桂の樹から千手陀羅尼経が聞こえたので、その桂の木で観音様を刻まれて、お寺を開山されたと言われていて、この桂の木がその3代目の子孫なんだって。
本堂では、お前立の千手観音さまと、左手に吉祥天、右手に婆藪仙人(ばすせんにん)をお参りすることが出来ます。
本堂の中には、長い蛇の抜け殻が奉納されていたり、素朴な感じのお寺です。
桂の大樹群がある方へ歩いて行ったのだけど、ちょっと分かりにくくて。
そしたら、もう少し行ったら 山道の途中で見えた「奥宮神社」と「琵琶湖展望台」があるらしいという事で、少しだけ行ってみることにしました。
・・・えーと・・・例の如く・・・ こんな感じの山道になりまして・・・。
しばらく行ってヤバそうだったら引き返そう、と思いながら歩いてたんだけど。
おじいちゃん’sに出会って、「どこに行くん?」って聞かれたので、「琵琶湖展望台ってこのままですか?」って聞いたら、「うん、もうちょっとやよ~」と教えてくれたので、ではもうしばし 行きますか。
山道から開けた所に抜けたら、おば様グループが居て、その向こうに展望台を発見。
・・・っつっても、今日は曇りなんだよなあぁぁ~
ま、琵琶湖をチラ見できたから、良し!と思って。
ほんで、最初はあまり人気のない神社にお参りするのはちょっと気が進まないから、外で手を合わせて帰ろうと思ったんだけど、本殿の龍と目が合ってしまい、おっ!と思ったので、お参りすることに。 朱色の鳥居をくぐって上がると、本殿があります。
ご祭神は大山津見ノ尊をお祀りしています。
そして、目が合った龍
境内を一回りしてから、帰ることにしました。
次の目的地もあるし、急いで帰るぞ~、とテクテク歩き始めます。
帰り道にはもう誰も居なくなっちゃって、ちょっと心細くなりなってるところに、急に小さな黒い蝶が ぶわって下から飛んできて寄ってくるもんだから、「うわっ!びっくりしたぁ!も~!」ってデカい独り言を言いつつ(もともと蝶や蛾は嫌い
)、何も疑わずに 岩間寺から一本道だったし~
と思って歩いていたんだけど。
少し歩いた時点で・・・あれ・・・?こんな道だったっけ・・・
・・・こんな枝とか倒木あったっけ・・・? え、まさか、私がお参りしてる短時間でこんなに枝落ちてこないよね・・・?
って、なんだか違う気がしながら・・・。
いや・・・でも一本道だったし・・・間違えようが無いし・・・もう少し行ってみようか・・・。
・・・・・・うーん、でも誰も居ないし、ちょっとやっぱり道の雰囲気が違う気がする・・・
・・・どうしよう・・・野犬とか出てきたらどうしよう・・・・・・どの枝で戦おうか・・・? ←そこ?笑。
えーっとえーっと、クマとかイノシシに出会った時って、どうしたらいいんだったっけ・・・とか、結構まじに危機感を感じながら歩いてて、少し開けた場所に出そうになった時。
突然、目の前の雑草の向こう側で 「ピィッ!!!」って鋭い音が聞こえて、茶色のものが動いたから、「ひいっ!!!すわ!野犬やっ!?
」って思わず息呑んで、心臓止まるかと思った。
心臓止まりながら、目は戦う用に足元の枝を物色してる自分も居たりして(笑)
でも同時に、茶色いお尻の白いハートが目に入って、「・・・・・・!わっ!違う!鹿や!すごい!野生の鹿だ!!」と気付いたのです。
2頭の鹿が多分お食事中で、突然私が出てきたからびっくりして鳴いて逃げたんだ!って、ようやく理解しました。
はぁ~~~~ もう本当に脱力したわ・・・
もう肺の中の息全部吐き出したよ・・・。
ビックリしたら人間って体動かないもんだよな~ 枝でシミュレーションしてたのに
←え。
「ごめんって~びっくりさす気は無かったんよぉ~
」とかまたデカい独り言言いながら広場を抜けたんだけど、その先の山道を見た瞬間。
「あ、あかん、これ絶対道が違う。こんな道 絶対通ってへん。絶対おかしい。」って真顔になってフリーズ。
いや、でも私、一本道だったけど。
え、でもこれはさすがに絶対違う。
ていうか、鹿が居るってことは、もっとデカいやつが居てもおかしくないから、ヤバい、早くここからすぐに移動しなくちゃ。
いや、でも戻っても誰も神社にもいなかったし、どうしよう、私、帰られへんかもしれへん。
最悪、神社のもう一つの道を降りて、あの行き掛けに車で登ってきた参道側の入り口まで戻ってから、岩間寺へ大回りして帰ってこないとあかんかもしれへんけど、うわ、それめちゃ大変やん。
でも、最終手段それしかないし、でもそこ行っても人居るか分からへんから、誰もおらんかったらどうする。
え、まさかの神隠し? ←笑。
ちょっと待て、でも道いっぽんやったよな?
いや、でも、とりあえず戻らないと話進まへん。
え、どうするよ。
って、ちょっと本気でパニックに
取り敢えず深呼吸して、ケータイ見たら広場だと電波が入ったから、見れるかな?って思いつつ現在地表示させて、そしたら、うん、やっぱり違うよな、この道・・・ってなって
よし、ひとまず、戻ろう。
と決めて早足で戻ります。
・・・どこまで戻っても、道一本やん・・・もう神社まで戻ってきてしまう・・・うぅ・・・どうしよう・・・私、帰れない・・・・・・
って半泣きになりながら、取り敢えずザカザカ倒木越えて、戻ってきたら・・・・・・戻ってきたら・・・・・・、ん?
・・・実はお前(道)、分かれとったやないかーっ!!!!
ちょうどお寺からの山道が開けた、おば様グループが居たところが、実は二股になってて、お寺からの道が細すぎて、私は帰る時にそっちに道があることに気づいておらず。
二股を隔ててる低いフェンスが、道を隔ててるというのに気付いておらず。
だから、私の中では本当にナチュラルに一本道を通ったという認識だったんです・・・
いやもうさ~ なんだよおぉぉぉぉ~ 死ぬかと思ったやんかぁぁぁ~
たまたま何事もなく戻ってこれたから、おいしいネタになったしかも野生の鹿まで見れたなんて、すごくない?!
って笑い話で済むけどさ・・・
もし何も考えられない子供が迷い込んでたら・・・出会ったのが鹿じゃなかったら・・・。
結構ゾッとした。
こうやって神隠しとか遭難って起きるんやなって
はぁぁ~、こんな小さな山で遭難って・・・めちゃくちゃ簡単に起きるやん・・・
本気でちょっと覚悟したよ・・・あぁ~ 怖かった・・・
神様仏様ありがとうってなった・・・
他の動物に出会うかもって思って結構早足でお寺まで戻ってきて、 そうそう!行き掛けの倒木ってこれしかなかったんよ!そうだよね!?ってなりながら
境内まで辿り着いて、参拝客を目にして、ようやく人心地着きました・・・。
だって帰り道、誰とも会わないんだもん・・・。
いや~ 慣れてない方向音痴が一人で山に入るのは、やっぱり危険だったわ・・・
良い子の皆さんは真似しないように~。 ←しません
お寺に行ったのに、寿命縮めて帰ってきました・・・
気を取り直して、天気が持つ間に、と次へ急ぎます~