夢色

集めてるもの 見たもの 書きたいものを 思いついた時に。
基本ネタバレ注意。
火月 神の気まぐれ よろずメモ。

<咲き乱れて、cheerfulness ~博多・北九州旅行 3日目 その3。>

2019-11-04 | Travel

お店を出てお土産買うのにブラブラしてたら、ん?跳ね橋、ちょうどいい時間になるん違う??

ということで、近くで待機  
しばらくすると放送が入って、跳ね橋が通行止めになって、時間が来るとちょっとずつ動き出しました~。
  割りかし、ゆっくりと・・・(笑)  
  上まで上がったら、いったん待機。
しばし待つと、遊覧船が入ってきました~。
  そしてまたゆっくりと降りて行きます。日本にも跳ね橋あったんだ~、と面白かったです。

 門司港レトロは小さな船溜まりになってて、そこに遊覧船乗り場がありました。   
お土産買いつつ、旧門司三井倶楽部へ戻ってきました。  
というのも、ここで関門海峡人道トンネルのスタンプラリーを見せると、「関門TOPPA!記念証」を貰えるのです(笑)。
だってせっかくだもの~
台紙は何種類かあるのでちょっと迷ったけど、頑張って歩いて渡ったから健康祈願バージョンにしました  わーい頑張りました
   ロビーはレトロです。
アインシュタイン・メモリアルルームとかもあるのだけど、今回はちょっと断念・・・。


駅の方へ道を渡ると、「九州一の米国式高層オフィスビル」と呼ばれていた「旧三井物産ビル」があります。
旧国鉄の手に渡ったのち、民営化に伴いJR九州の本社ビルとして使用されていました。
朝は閉まってたけど、ちょうど開いていたので、ついでに寄ってみます~。  門司の「門」を模した玄関。
 中の「関門海峡らいぶ館」では、ちょうど「灯台の日」に合わせて灯台記念日特別展をしていました。
ふら~っと何の気なしに入ったけど、すぐに受付のおじちゃんがいろいろ説明を始めてくれてびっくりした(笑)
灯台のペーパークラフト、ラス1をわざわざくれたりした(笑)
関門海峡のライブカメラ、実際に自分が行ったところだし面白かった~!
 ライブカメラを遠隔操作したり、船舶自動識別装置(AIS)で船がどこの所属なのかとか見ることが出来て面白いの  
てか、めっちゃ船出てるんや~ってびっくりした。
他には、上皇さまや天皇さまご一家が 全国の灯台を訪れたときの写真とか、  
 今のLEDライトとか、  灯台ライトの歴史とか、 これがあのE3↓とかのライトパネルで、自分でライトを点滅させることも出来ます。
はぁ~ 奥が深いわ~  
元気があればもう少しゆっくりしたのだけど、もうHPは残量少なかったので(笑)出立。

最後の力を振り絞り、見ておきたかった場所へ。  巌流島への船がここから出てるんだって。
最後に見たかったのが、門司港出征の碑。  200万人を越える兵士がこの地から出征し、半数は戻らなかったとのことです。
そして、出征軍馬の水飲み場。  全国から多くの農耕馬が軍馬として徴発され、ここで日本の地とお別れの最後のお水を飲んだ場所になってしまったところ。
人も動物も。
だからやっぱり戦争はしちゃ駄目なんだ。

駅に帰る途中、これが「太陽新海運ビル」かぁ~、と黄色いビルを発見。
 その手前には、レトロな駐在所が。
何の気なしにブラブラしてたら、  うん?・・・(つд⊂)ゴシゴシ
あれ?なんか県警の船がある・・・( ゚д゚)
てか・・・  海保の船もある( ゚д゚)
最後の最後で、ひゃっほ~ぅ!

って、俄然 瞬間で回復する私www
巡視艇「きよかぜ」「もじかぜ」「はたかぜ」でした。  うふふ~( ´艸`) ←え。
 巡視艇「ともなみ」。  門司税関の監視艇「ひびき」。
他にも、いくつかオフィシャルと思われる船も泊ってました。  「まんじゅ」「せいじゅ」「はやとも」「めかり」など、所縁のある名前も。
 水先案内の船?
はわ~ 最後まで、幸せwww ←危険人物w

今日はラッキーな事ばかりだな~ってルンルンしながら、新海運ビルの中をちょっと覗いてみました。  
        廊下天井を貫く煙突。
昔の建物は、アールデコだったり、曲線美がそこここにあって好き。

さて。
 帰りの新幹線もあまり遅くなると座れないから、もうそろそろ退散します。
駅舎の向かいに門司郵船ビル。  武骨な感じが良い。
  何とか座席も座れて帰阪出来ました~。


お土産に、「グリーンゲイブルズ」のレトロバナナ  モチモチのフィナンシェ。
 父には焼きカレーと、  北九州の水道水(笑)美味しいのかどうかは知らない(笑)
頑張ってはちみつレモン サワー買って帰ったのに、全国展開だったw
 門司港地ビール工房のピルスナーとサクラビール急いで持って帰ったよ
やっぱりほんのり甘くて飲みやすいから、女性にもおすすめです

 いろいろと遊びまわった3日間でした


<咲き乱れて、cheerfulness ~博多・北九州旅行 3日目 その2。>

2019-11-04 | Travel

神社もお参りしたし、さて、トンネルへ行きましょか・・・と歩きだしたところで、ふ、と顔を上げて人だかりに気付く。
なんだろ?

ん?( ゚д゚)

・・・(つд⊂)ゴシゴシ

んんんって⁈ (;゚д゚)

・・・・・・(つд⊂)ゴシゴシ
  _,._
Σ(゚Д゚; ナンデストーー?!

ってなったの(笑)

まさかの・・・
 潜水艦!!!
ココイチ テンション上がった
動いてる!潜水艦が動いてる!!って(笑)

 カメラと双眼鏡で、お互いに観察しあう私たちwww
関門海峡は狭いから、陸と海と連絡しあうらしくて、隊員さん達が命綱ちゃんとつけて甲板へ。返答旗も出てました。
 手振ったら、振り返してくれた
水面を大きなクジラが走って、柔らかな曲面を舐めるように漣が踊ってる。  夢みたいに、シャッター切るの忘れてボーッと見送ってしまった。。。

眼の前を通り過ぎたら、人だかりの中の数人はダッシュして、数人は丘に上がって行ったので、どうしよう?って一瞬迷って、私は上に上がりました
そしたら、海保のOBの方かな?いろいろとおじさんが教えてくれました。
 信号旗で お見送り。
  壇ノ浦のほうへどんどん小さくなっていきました。   ばいば~い、どうぞお気をつけて~

そんななか、大きな船が通り過ぎた後は、わらわらとと漁の船が戻ってきます。  
さっきのE3↓は、Eastの流れ 3ノット これから緩くなりますよ、ってサインだったそうで、漁の船がこれから出てくるよ~って教えてもらった通りに、到着時よりもたくさん船が来てます。

 遠くに海保の「巡視船くにさき」発見

もう大興奮だったけど、興奮冷めやらぬうちに丘を下りてトンネルへ向かいます。  

  トンネルへはエレベーターで58mの海底へ下ります。
頑張って歩くよ~  2号線なんだ。。。
 海底っぽく、フグや鯛、クラゲなどのシルエットが貼られてます。
なんとなく、耳がぼわぼわするというか、歩いててもフワフワする感じ。  気圧のせいかしら。
そこそこ歩く(笑)  全長780mなり。
大体真ん中あたりで、ようやく見えてきました。  福岡県と山口県の県境  越えたじょ!
もうしばらく歩いて、  下関に到着~  
 地上に出てみます。何となく気分的には、ぷは~
 壇ノ浦古戦場のモニュメントがあります。八艘跳びの義経と錨を担いだ平知盛。さっきお墓にお参りしたね~。
除幕式に来たタッキー義経や、  松坂慶子さん、 中越典子さん、噂の小泉進次郎氏  の手形がありました。
 安徳天皇入水の地。  潮の変わり目が勝敗を分ける。世の儚さに切なくなります。
 そんなことはいざ知らず、カンカン照りの太陽は今日も。
長州藩の砲台跡がありました。   

そろそろ戻らないと、帰れなくなっちゃうので、ちらっとだけ「関門プラザ」を覗きます。  
  人道トンネル建設の資料を見ることが出来ます。

また ぶいーんとエレベーターで海底に降りて、   来たからには帰らなければ、ね
 往復で約2㎞は、言うても連日歩き回った足には、そこそこしんどい(笑)

門司側に帰ってきてから、門司港へ歩いて戻るのはもうしんどいので、トロッコ列車「潮風号」に乗って帰るんです
 駅前には、旧型客車のオハフ33・かんもん号にカフェがありました。  レトロな車内。  
出発時間までもうすぐ。   大きな船がいっぱい行き来するのをボーっと見てました。←ちょっと疲れてるw


 わーい、来た~  海が良く見える右側に座れました。   天井には関門海峡のイラストが。
ばいば~い  
車内では乗務員さんが観光案内をしてくれます。
トンネルに入ったら、びっくり!    天井に魚が沢山!!!
本当は潜水艦とか、キャラクターとかもいるみたいなんだけど、一瞬だから移動して探すのは無理だった(笑)  
魚拓を使ってるんだって。
 トンネル抜けたら・・・あのトンネルじゃん!!!(笑)
そうか・・・あそこでもし覗き込んでたら、トロッコ列車が出てくるんだったんだ~

また海保のとこに戻ってきた!  鑑識指定船「きくち」。すごい!こんな船があるんだ~
 トロッコ列車がコトコト港を走ります。  この建物の上には、ヘリポートがあるそうです。
出光美術館行きたかったんだけど、ちょっとしんどくてもう無理だった  店主、また来ます

 所要時間10分の旅 癒された~   

門司港へ帰って来たら ちょうどお昼くらいで、人も増えてきました。
いつもご飯食べ損ねるから、先に名物焼きカレーを食べるんだ!
 どこに行こうか迷ったけど、「伽哩本舗」にしました。
結構並んだ(笑)けど、どこに行っても同じだろうと思って、待ちました。
お水がレオ・レオニのフレデリックでカワイイ  まだかな~、お腹ペコペコ~
 きたー!豪華に九州産黒毛和牛が入った、ビーフの焼きカレーにしました
もう昼から飲んじゃうもんね~  「門司港地ビール工房」のヴァイツェン すっきりしてるけど、まぁるく柔らかな甘さも感じられて、飲みやすい!

はぁ~ 生き返った
夜帰阪することを考えると、そろそろ〆に入らないと、なので、出発です~


<咲き乱れて、cheerfulness ~博多・北九州旅行 3日目 その1。>

2019-11-04 | Travel

せっかく近くに泊ったから、朝はゆっくり出発できる~って思ってたのに、なんというか・・・すんごい古いホテルというか、”田舎のおじいちゃん家に泊りに来ました”的なホテルだったので、隣の部屋がうるさすぎて全く眠れず
夜23時くらいまで隣のおばちゃん達が大きい声で喋り通し。
まぁ、、、音響が良すぎた部屋だったと思うけどさ・・・
夜中3時頃からぼそぼそと喋り声が・・・多分おばちゃんら、布団に入ったまま喋ってるんやろな・・・って思いながら、うるさくて私も布団被ったけどそれでも防音できない位で。
6時半すぎたら、もう何も遠慮は無いとばかりに絶好調に喋り通し&爆笑。。。
いや、まじ勘弁してくれよこれだからBBAは・・・と思ってしまった・・・
朝、ホテルのおじいちゃんに「昨晩はゆっくり休めましたか~?」って優しく聞かれたけど、苦笑いするしかなかったよ(笑)おじいちゃんを悲しませたくないから、「いや全く!全然!」とかは言えなかったよ
隣のおばちゃん達が戻って来たら煩くて、部屋でゆっくりするのも出来ないし、もう仕方ないから早々に出立。。。
時間早く着いたほうが逆に、人が少なくて写真撮りやすいだろうと思って回る事にしました。


さて、良い天気の中、初めての門司港へ到着です!  
   「レトロな街」だから、ロッカーもレトロ。
     

 少し一息つくために、新調された駅舎の中にあるスタバへ
    旧3等待合室です。
 復元された駅舎は、本当にレトロ。
旧1等待合室は、みどりの窓口になってます。   
   戦時中も接収を免れた、幸運の手水鉢。

 駅前には、和布刈神事の像や、  バナナ叩き売りの碑があります。着いた船の熟れたバナナを早く売るための叩き売りなんだって
  「旧門司三井倶楽部」は、ヨーロッパ伝統のハーフ・ティンバー様式で建てられた、ドイツみたいな建物。
アインシュタイン博士夫妻が宿泊したこともあるんだって。

 小さな船だまりは、今は門司港レトロというお土産や食事が出来る場所になってます。
 海沿いに立つ、おしゃれなプレミアホテル。ここに泊まりたかったんだけどね~

朝日に映える「旧大阪商船」。    中には古くて立派な金庫もありました。  

海沿いに出ると、ベンチにちっちゃなハートを発見  門司港には、4つのハートがあります長崎みたいやね~。

  「ブルーウィングもじ」。日本にも跳ね橋ってあるんだね。  向かい岸には、「旧門司税関」と「レトロハイマート」が見えてます。
  
その「レトロハイマート」、私展望台しか知らなかったけど、マンションなんだね 黒川紀章先生の作品なんだって。  
 ふもとの公園で、2つ目のハートを発見 
 「旧文字税関」は開いてたので、中に入ります。  
税関のお仕事コーナーがありました。     
  上に上がると、展望室があって、綺麗に港が見渡せました。  

  「国際友好記念図書館」。ロシアが大連市に建てたドイツ風の建物をそっくり複製しているらしい。

裏手にある駐車場の壁にも・・・    ハート

開いてない所も多いから、先にいろいろな目的地へ出発。
途中、「潮風号」とすれ違う。  

 門司港のモニュメントの足元に、  4つ目のハートを発見門司ハートは制覇です


  「門司電気通信レトロ館」。向かいにある消防署も何だかレトロな建物。   

 「甲宗八幡宮」に到着です。 神功皇后が着ていた兜を御神体としていて、源範頼・義経が社殿を再建したり、平知盛のお墓もあったりします。  
    立派な社殿!
店主との縁も深く、手水舎や鳥居は出光佐三氏により奉納されたそうです。  
  芸事にご利益があるそうですよ~。


更にテクテク歩いて行くと、でっかい鳥居が  
 碑石があって、海沿いに掛けて遊歩道になってるみたいです。
 何があるんだろうって感じのトンネルと、  スタンドバイミー チックな線路。
目の前に突然海保の船! 「灯台見回り船 しまひかり」
テンション上がってフェンス越しに写真撮りまくりってたから、スパイ容疑で逮捕されませんように・・・って思ってた(笑)

 関門橋が目の前に見えてきました! 
 目の前を大小の船が行ったり来たり。潮風が気持ちいい~

橋のほうへと海沿いを歩きます。    人力車が門司港駅からここまで来てた!
 スピード出して ぴゅーって走る船を見たら、県警の船だったよ 
油断してると、意外に結構波しぶきが飛んでくる(笑)  

  向かいに何だか電光掲示板みたいなのを発見。「E」「3」「↓」って出てて、何の合図だろうなぁって思ってたけど、後々に判明。
頭上を車が走って行ってます~。   大きなコンテナ船が通る時は、遠くから何度か汽笛を鳴らして、小さな船は避けて行きます。通り過ぎたらまたわらわらと戻って来るのが、ちょっとかわいくて


 さっきの大きな鳥居が、こちらの神社「和布刈(めかり)神社」のものです。  
    
可愛かったので、ついおみくじ引いちゃった・・・。平家蟹みくじ。 結果は末吉。  結んできました。
  潮風のせいで削られたのかな~って。   すぐそこまで波が。


さて今日は。
門司港散策に続いて、「関門海峡 渡っちゃおう!」がテーマだったので(笑)さっそく人道トンネルへと向かいます。