渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

都民の森"三頭山"の紅葉は終わっていた

2007-12-02 | Weblog
三頭山
2007.11.23
大宮夫妻、岩佐夫妻、野田さん、安藤さん、均

06:22 川崎駅から南武線に乗り継いだところで コンビニ弁当を取り出す。
川崎からの乗客はあまりいなかったので ゆったりの朝食タイムだ。タイミングが
よかったというか 食べ終えてかたづけたところへ 次々と乗り込んできた。
空席なしどころか 立っている人もかなりいる状態となった。遊びに行くような
感じの人はほとんどいない。これから仕事という感じの人ばかりのようだ。
したがって この車中においては 本日が勤労感謝の祭日であることを感じ
取ることができなかった。満員の電車も 07:05 府中本町でどっと乗客が降りて
立っている人はいなくなった。
武蔵五日市駅07:57着 改札の方へ少しでも早く行くべく 後部車両から前の
車両へ移動中に 今回初参加の安藤さんを発見いや こっちのほうが発見された。
挨拶もそこそこに トイレへ急ぐ。幸い個室3室のうち ひとつがあいていた。
ザックを置ける台があり助かった。わりときれいなトイレで 快適に使用させてい
ただいた。ほっとして個室から出ると 次の利用者は大宮さんだった。
バス乗り場の方へ行ってみると すでにかなりな行列ができていた。すわれるか
どうか微妙な位置と見た。今回の三頭山歩きは雨天順延が二度続いたため
当初の予定より約一ヶ月遅れとなってしまった。昨日のテレビでは 今は高尾山
の紅葉が見ごろと紹介していた。高尾山599M 三頭山1531M 
この標高差では三頭山の紅葉はすでに終わっているだろう。にもかかわらず
なかなかの人出である。天気予報では雨の心配はないが 寒い一日といっていた
幸い快晴で風もほとんどないようなので 低温でもあまり気にならない。
バス待ちの行列に並んでいるところへ 東京都自然保護員 都レンジャーなる者が
アンケートと称して 登山の実態調査にやってきた。登山計画書未提出以外は
合格点と自己採点。復路にとる予定のコースである ムシカリ峠と三頭ノ大滝間が
台風9号災害のため通行止めであることを この都レンジャーが教えてくれた。
当該コースが使えないということは 三頭山の頂を踏んだ後 往路を戻るか
それとも ムシカリ峠から大沢山を経由して三頭ノ大滝へ行くコースをとるか選択
を迫られる。進みながら 考えよう。都民の森まで運行する西東京バスは 
パスモ スイカは不可 バスカードは可という対応だった。乗車が始まった。
私のところで待ったがかかった。これより後ろは臨時便に乗車ということのようだ。
グループの仲間がすでに乗車している旨説明して 待ったを解除。幸い座ることができた。
バスは定刻の08:22武蔵五日市駅を離れた。
始めはスースーして寒いバスだなと思ったが しばらくして暖房が効いてきた。
バスはぐんぐん高度を上げる。車窓の外が白いと見ると辺り一面霜が降りていた。
気温がかなり低そうだ。終点の都民の森には 定刻より13分早い 09:17着。

09:32 都民の森出発。木道を歩いて森林館を左手に見送り山中にはいった。

登山道の両側のあちこちに霜柱の花が見られた。スポーツ歩道入り口の小屋まで

やって来て小休止。霜柱の花は あらゆる植物の茎にできるのではなく 特定の
種類のみにできるものだそうだ。有名なのは その名もシソ科のシモバシラである
ことが調べて分かった。都民の森の 霜柱の花の正体は別の種類らしい。小屋の
管理人が教えてくれたようだが その名前を聞きそびれてしまった。
ムシカリ峠と三頭ノ大滝間が通行止めのため 復路をどうしようか思案していた。
この管理人の話によると、ムシカリ峠から大沢山を経由する深山の路は 富士の
眺めがよいそうだ。当初の予定より余分に歩くことになるが よしとしよう。
落葉樹はすっかり葉を落としており 落ち葉を踏みしめて高度を上げる。

鞘口峠には10:11着。これよりブナの路を歩む。大木にはネームプレートが
かけられていたので 木の名前は分かったが 葉を落としているのでどれも
同じような感じがした。そのなかで ヨグソミネバリという奇妙な名前は忘れがたい。
路の名前になっている ここらあたりのブナは 木肌がとても美しかった。

木々の間から遠望できる奥多摩湖は、独特の湖面の色を見せてくれた。
見晴し小屋11:16 後ろから続々と登山者がやってくるので 路を譲る。

1400Mの看板あり 11:37 もう少しだ。 1500M 12:06 三頭山東峰への
登り口分岐に来たところで 富士がその姿を現したが 木々が邪魔をして見にくい
右へ折れて東峰の展望台へ行こうとしたところ 降りてくる人あり。展望台からは
富士は見えないといったので 東峰はカット。直進することにした。

山頂直下の急登をこなして 三頭山中峰の頂に立った。12:18正面にさえぎるもののない 

富士が目に飛び込んできた。思わず歓声を上げる。
美しい。それ以外の言葉が見つからない。富士が近くて大きすぎるとあらが目立つ
かといって 遠くて小さいと 迫力がなさすぎる。三頭山中峰の頂からの富士はちょうどよい大きさである。

次々と頂に登ってきて 富士の姿に感激する人達を
見ながらの ランチタイム。都民の森入り口の売店で岩佐夫人に求めていただいた
団子三兄弟をまずはパクリ。大宮さん 岩佐さん持参の柿を 団子の串を利用して
ごちそうになった。すばらしい展望の頂でもっとゆっくりしていたいところだが先が長い。
13:05三頭山中峰の頂を出発。降りそそぐ日差しがありがたい。

13:18ムシカリ峠着 先に案内をうけたとおり ここから三頭ノ大滝への入り口は
テープで進入禁止とされていた。ムシカリ峠のすぐ先にある 避難小屋で小休止。
ここからも さえぎるもののない富士が拝めた。

山頂は人でいっぱいで ベンチもふさがっていたが
ここのベンチは無人だった。ここでランチの方がよかったと
思ったが 後の祭り。13:28出発
大沢山のピーク13:39 通過。右手に富士をめでながら進む。これより先は
基本的に下るいっぽうのようだ。後ろから鈴音が近づいた。見れば人間様ではなく
二頭の犬だった。首に無線の受信機のようなものを付けている。一頭のほうは
すぐに前方へ走りさったが

残りの一頭はへばりついて 離れようとしない。
14:00 槙寄山 西原峠への道を見送る。20分くらいずっと一緒についてきた
犬が先へ行ったのでやれやれと思っていたら また戻って来た。いったいどういう
つもりなのだろう。聞いてみたいところだが 相手が犬とあってはそうはいかない。
14:26深山の路から石山の路に入る。これより先は 北斜面歩きとなり寒い。

何かの拍子に建長寺の話題が出た。 拝観料を取るが 何のご利益もないと
野田さんが発したとたん ころんだ。14:37 くわばら くわばら
寒い。寒いわけだ。

三頭ノ大滝近くの沢の水が一部凍っていた。
三頭ノ大滝には15:15着 

暑いときに滝を見るのは 清涼感を感じてありがたいものだが本日は寒々しくていただけない。前回来たときは もう少し立派と思った滝見橋だったが だいぶくたびれた感じで なにやらこころもとなし。
16:00発の終バスに間に合うか少し危惧していたが ここまで来れば一安心。
三頭ノ大滝より先は 

チップが敷きつめられた道を行く。歩き心地よし。
三頭ノ大滝までくっついてきた犬が滝前のベンチに置かれた だれかのザックに鼻をくっつけてしきりに 匂いを嗅いでいる。
これに気をとられたか ここより先 この犬はわれわれの後をついてこなくなった。
15:40 都民の森入り口に戻って来た。ここにある売店の店先に
あの犬の片割れの一頭が繋がれているではないか。ということは ほんらいなら
あの犬は もう少しわれわれにくっついて来て この売店に戻ってこなければいけないわけだった。
猟犬ということを伝え聞いた、犬種までは分からなかったが、
どうみても 精悍さもないし、おりこうそうな犬には見えなかった。
バス乗り場へ行ってみると すでに行列ができていた。かなり並んでいる。行きも
帰りも私の位置が境目になっているようだ。帰りは臨時便が出なかったので
私より後は座れなかった。バスは定刻16:00 都民の森出発。立っている人も
出発時は腰を下ろすスペースがあったが 途中数馬の湯からの乗客でバスはいっぱいになった。
幸い途中の渋滞もなく 17:00 武蔵五日市駅に戻って来た。

入浴及び反省会をすべく 17:07武蔵五日市駅発の電車で 立川駅へ向かう。
立川駅南口近くの銭湯 高砂湯には18:00頃入湯。さっぱりとした後はビールと
いきたいところだ。前回利用したときは気づかなかったがビールは銭湯には置いてなかった。
次は反省会だ。北の家族19:00入店。この流れは6月いらいである。
2時間の制限時間を告げられたがそれで十分。これはうまいという酒の肴はなかったが
北海道の形をしたピザは印象に残っていた。21:00反省会終了。立川駅で
トイレに立ち寄る。とてもきれいなので驚いた。21:18発の電車で立川駅を離れた。

渓芯会 次回 山行案内

12月15日は 久しぶりに シダンゴ山を
歩きましょう 
ガイドブックの写しは 郵送します
反省会(忘年会)は町田のうおや一丁で
18:00ごろから 開催の予定です
反省会のみの出席も歓迎です
その場合は 携帯で 連絡を取り合いましょう


シダンゴ山 758.1M

2007.12.15 (土)

小田急線 新松田駅 改札口 08:20集合

新松田駅   08:25
    富士急湘南バス
寄      08:50

シダンゴ山  11:00
    昼食
シダンゴ山  12:00

宮地山    13:30

田代向    14:30

田代向    14:40
    富士急湘南バス
新松田駅   15:00

新松田駅15:16  鶴巻温泉駅15:33
    鶴巻温泉にて入浴
鶴巻温泉駅17:33 町田駅  18:01
    うおや一丁 町田店にて 反省会の予定です 


コメント (2)
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