渓芯会山行きハイキング

老若男女の愉しい仲間、山歩きの後の温泉探訪と反省会が楽しい

逆光に新緑が映えてとても綺麗だった。

2009-05-17 | Weblog
陣馬山
2009.5.9
大宮夫妻、岩佐夫妻、淡路夫妻、野田さん、安藤さん、均

ゴールデンウイークの5連休もあっという間に終わってしまった。本日は連休明け最初の土曜日だ。行楽の人やハイカーは少ないだろうと予想していた。しかし八王子駅から利用した中央線は山支度の人が大勢乗っていて驚いた。ここ数日雨降りが続いたが本日は久しぶりの晴天である。気温もほどよく まさに山歩き日和といえる。

集合場所の藤野駅はトイレが一新。思わず長居したくなるくらいにきれいだった。駅の一角に咲いた藤は花の盛りを過ぎていた。駅前にて 向こうの山腹に
設えられたオブジェのラブレターを見ながらパンを立食。そこへ何やら黒いものが足元に舞ってきた。蝶かと思ったら 燕だった。しばしの間 直近を旋回。駅舎に巣があるのだろうか。先着の岩佐夫妻と駅前に新設されたマップをながめる。芸術の町だけあって ただのマップではない。額縁の中に納まりきれないような感覚で
設置されていた。07:51着の電車でメンバーが揃ったところで バス乗り場へ向かう。和田行きのバスに乗る人は そうは多くないというのが 過去の記憶だった。
しかし今日はどうも様子が異なる。見ればバス待ちの長い行列ができている。

その中には 臨時便を出せと要求する人もいた。その願い叶わず 満員の乗客を乗せて バスは定刻08:11藤野駅を離れた。満員のバスに長時間立たされるのは辛いが 乗っている時間が短いので我慢できる。三割くらいの人が 陣馬登山口バス停で下車した。我々はその先の 上沢井バス停で下車。意外なことに ここで降りたのは他に無く 我々だけだった。

08:27上沢井バス停より歩行開始。一ノ尾根を歩くわけだが 登山道入り口の標識が朽ちかけており 不鮮明で始めから少々戸惑った。民家の間の急な舗装路を進むとすぐに花が目に入った。岩佐夫人に教えていただいた 都忘れという洒落たネーミングの花は 昨日の雨のおかげで しっとりと咲いていた。

花にとっては よい雨なるも 登山道がかなり濡れていて 滑るので 用心しながら進む。山中に入る手前の竹林に竹の子が顔を出していた。

この場所は 皆さん以前の記憶に残っていたようだ。これより山中へ入る。快晴なるも登山道は 雑木林の中に続き薄暗い。順路を示す蛍光色のピンクのテープが
薄暗い山中にあって よく目立った。上沢井 0.9KMと記した道標の地点で 陣馬登山口からの道を合わせた 09:07。 登山道はゆるいのぼりが続いたと思ったら
今度は平坦な道がずっと続いた。桐花園入間坂20分と記した道標のある分岐に着いたのは 09:43。 ここから少し進んだ場所は 逆光に新緑が映えて とっても
ビューティフル。

上沢井2.7KM 和田1.2KM と記した道標のある分岐には10:33に着いた。

ここで休憩していると にぎやかな声が聞こえてきた。和田から入山してきた小学生だ。3年から6年生の30人。おそろいのバンダナをしている。
みんな元気いっぱいだ。引率者が子供たちに 10分休憩と告げるのを契機に
我々は先に出発。元気なかれらに すぐに追いつかれることだろう。山中は緑一色
という感じであった。フタリシズカは花の時季をとうに過ぎて 葉を残すのみだった。その中にあって 稚児ゆりの花が 登山道脇にしばらく続いたので目を楽しませてくれた。下向きに可愛らしく咲くさまは 稚児と名づけられたのがうなずけるというものだ。山椒を見つけた。手にとって嗅ぐと その香りに胃が刺激されたと見えて急に空腹を覚えた。登山口から歩き始めて 一時間半経ったが 下山者が一人もやってこない。不思議な感じだったが 11:00始めて一人下ってきて すれちがう。その先で急に視界が開けた。あたり一面伐採されており明るい。向こうの山なみも見えるようになった。わずかに伐採されずに残った木を見ると 蔦がまるで蛇のようにからんで

 なかなか異様な光景であった。11:18 ヤマヒル発見。いやヒルではなくて 尺取虫だった。こっちはヒルとちがって 愛嬌があってよし。11:20再び

辺りの樹林がきれてきた。もしやと 振り返ると白いものが目に入った。富士だと
思わず歓声をあげた。やや霞んではいるものの その姿は美しい。いつ追い越されるかと思いつつ進んできたが ちびっ子たちはやって来ず 階段を登りきって

陣馬山の頂上には 11:36到着。頂は大賑わいで テーブルの確保は無理だろうと予想していたが さほど混んでいなくて なんとかテーブルを確保できてよかった。5月とはいえ 日差しがまぶしい。この時季は夏場に劣らず 紫外線が強いというから用心。

向こうの茶店のビールが おいでおいでをしているように見えた。 一杯飲みたところだが ここはじっと我慢しての ランチタイム。
ちびっこたちもしばらくしてやってきて 引率者から 周囲の山名を教えてもらっていた。
12:45下山開始。

栃谷尾根を下る。イカリソウの点在する 檜の植林の中に続く

登山道を進み ゆっくりと高度を下げる。13:51 植林がきれた明るい日差しの所にアカヤシオが咲いていた。その向こうに 目を凝らしてやっと判別できるという
富士が空中に浮かんでいた。そろそろ栃谷展望台にでるころと思いつつ進んでいると茶畑前に出た。この手前にある分岐をどうやら見落としてしまったようだ。
失敗。今回は立ち寄り湯に 陣谷温泉を利用するつもりだった。

しかし着いた先は陣渓園だった。利用できるか尋ねたが 先客の順番待ちのようなので あきらめた。
八王子駅まで行って 八王子温泉で入浴ということに 予定を変更。

陣馬登山口バス停目指して 舗装路をだらだら下っていくと 右手に栃谷柚子生産組合 特産品販売所があった。休憩がてらこれをひやかす。ここから陣馬登山口バス停までは1KM 。 

藤野駅はそこからさらに 2KM 先だ。てくてく歩いて 陣馬登山口バス停には 15:15に着いた。バスの時間を見ると 藤野駅行きは 15:43だ。歩くかそれとも 待つか思案したが結局バスを待つことにした。

バス停近くの酒屋から野田さんがアイスを買ってきてみんなに振舞った。バス停は気がつくといつのまにか行列ができていた。
バスは定刻にやってきて 行列を押し込んで発車。藤野駅に着いたのは15:56
今度の登り電車は15:59だ。3分しかない。満員のバスとあっては 下車するのにも時間がかかりそうだ。3分では無理とあきらめかけていたが

 何とか間に合った。
八王子駅には 16:23着。八王子駅より八王子温泉へ向かう。反省会場として 過去に何回か利用した居酒屋が入っているビルの前までやってきた。地下一階にあるため立地がよくないことが原因か それとも何かにのろわれてでもいるのか たまに行くたびに 店が変わっていたのを覚えていた。見ると今はわたみになっている。
わたみなら食指は動かない。八王子温泉には16:35に着いた。今回も一番廉価な
1200円コースを選択。ロッカーのつかいがってが よくないのを我慢すれば 余分なお金は使わなくともすむ。制限時間の一時間いっぱいを使った後 さっぱりとして施設を出発。八王子駅近くまでもどって 反省会場の日本海庄やには 17:45入店。20:35まで楽しく過ごした。会計を終えトイレをすませて 店頭に出てみると
なぜか 野田さん、安藤さんの両者が将棋を指している。酔狂な人達は相手にしない。二人を残して日本海庄やを後にした。八王子駅の横浜線のホームで大宮夫妻と一緒に次発の電車を待っているところへ 野田さんあらわる。名人の指す将棋はすぐに決着がつくのだろうか。根岸駅には22:10着。てくてく歩いて22:40帰宅。

次回 渓芯会 山行案内

2009.6.13

鷹取山

京浜急行線 神武寺駅 改札口 10:00 集合

神武寺駅 10:00
        歩
鷹取山  12:00
        ランチ
     12:50
        歩
追浜駅  13:45
        京急
弘明寺  14:04
        歩
みうら湯 14:20
        入浴
     15:10
        歩
弘明寺  15:24
        京急
京急鶴見 15:52
        歩 惣菜購入
大宮邸  17:00
        反省会
コメント (1)
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