風の声

想いつくまま

感動刻みリオ閉会 パラリンピックへ そして東京へ

2016年08月22日 | 日記
スポーツと平和の祭典、リオオリンピックが閉会式を迎えた。
17日間の競技を終える。
競い合った世界の国々の選手たちがリラックスした笑顔を見せる。

数々の感動を与えた名勝負がオリンピックの新たな歴史となった。
技と力で世界中の人々を魅了したスポーツの祭典、日本選手団の活躍も心に残る。

女子の個人競技で世界初の4連覇を成し得た伊調馨は伝説となる。

重圧に耐えた内村航平の連覇も見事だった。
カヌー、卓球、バトミントン、競歩では競技初のメダリストが誕生し歴史を切り開いた。
テニス錦織圭の96年ぶりのメダル獲得も素晴らしかった。
陸上男子400リレー堂々の銀メダルは鳥肌が立つ感動だった。

お家芸の水泳、柔道と体操の復活、レスリングの活躍、シンクロの復活に喜んだ。
メダルには手が届かなかったが快進撃を演じたラグビーは希望をつかんだ。

数々の感動を与えてくれた日本選手たちだ。

「アリやペレのように伝説になりたい」と言ったボルトは3冠3連覇で伝説となった。

治安問題ばかりが取り沙汰される中で、成功に導いたリオの人々の努力を讃えたい。
そして、リオはパラリンピックの感動へと続く。

一方で、平和の祭典としてのオリンピックの価値と意義が問い直されている。
金銭スキャンダルが相次ぐオリンピック委員会の改革は道半ばだ。

誘致にワイロが飛び交い、オリンピックが金儲けの場と成り下がっている現実。
日本五輪委員会にまつわる2億円の賄賂疑惑は闇に隠されたままだ。
ドーピングに揺れたロシアの問題は断ち切らない限り、オリンピック精神の根幹が崩れる。

名実ともにスポーツと平和の祭典でなければオリンピックの存在意義はない。
ほんとうの「平和の祭典」であれと祈るばかりだ。

平和の祭典のバトンは東京へと渡された。

















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