和平へ繋げようとするピョンチャン宣言

南北トップ会談はピョンチャン宣言を発した。

「朝鮮半島を核兵器と核脅威がない平和の地にする」
「北側は東倉里のミサイル実験場や発射台を永久的に廃棄する」
「軍事的な敵対関係を終息し戦争の除去や敵対関係を解消する」

南北両国で緊張緩和をめざすことが中心となっている。
注目の非核化については、米朝協議へ含みをもたせている。

近いうちにキム委員長がソウルを訪問することも明記された。
経済活動の再開や2032年夏季五輪の南北共同開催も盛り込まれた。

終戦へ向け和平ムードを盛り上げ、次へ繋げようとするものだ。

この会談を受け、ムン大統領がアメリカとの仲をどう取り持つか。
米国の中間選挙など不安定要素は多く、雲行が読めない。
南と北、そして米中、４者の駆け引きが更に複雑にする。

68年もの長い戦争状態を乗り越える政治的決断への道程は険しい。

とはいえ朝鮮半島の平和へ千載一遇の時を迎えていることは変わりない。

今が一番のまま引退

見入った安室奈美恵の特番。
デビュー当時の映像からラストステージまでが流れる。

観ていて、気づいた。
今が、一番、綺麗で輝いている。
歌もダンスもそうだ。

今が一番、という人は滅多にいない。

その一番の最中に、引退していく。

やっぱり、安室奈美恵は、凄い。

もろ人柄が出た自民総裁選

勝ち方だけが注目されている自民総裁選。
明日にはその数字が出る。

政策論争はそっちのけで圧力で封じ込める手口だけが目立つ。

「石破を応援するなら、辞表を書いてからやれ」
石破派の斎藤農水大臣が総理側から恫喝されたことを暴露。

普通選挙なら地位利用の明らかな選挙違反だ。

なんと度量の小さいことかと、笑ってしまう。

震災や外遊を口実に、1対1の論戦を逃げた安倍晋三。
石破茂の掲げた「正直、公正」がよほど痛いのだろう。

政治だけじゃなく選挙戦にまで「人柄」が出た総裁選だ。