いつも貴重な資料や情報が友人から届いてくる。
いずれも興味深いものばかり。ちょっとメールチェックを怠ると、いつも数本のメールが未読になっている。なかには専門家すぎるマニアックなものも。それは斜め読み。研究活動の幅の広さもだが研究者との全国的な交流の広さに驚く。
”好きは上手の基”とはうまく言ったもので、私のような者には難解な歴史資料と向き合ってどこに楽しみがあるのかと思ってしまうが、知的に満たされる幸せはかけがえのない世界のようだ。
この前、メールでのやり取りでは追っつかないので電話で話した。出来事に登場する人物名や年数まで次々と正確に出てくる。頭の中の引き出しの数の多さも整理の仕方も独特なのだろう。講談師の語りでも聴いているかのようで面白いこと。気づけば3時間以上の長電話になっていて笑った。
好きな研究に没頭し心豊かに人生の時を過ごす友人。遊興三昧の日々を愉しんでいる。とても羨ましく想う。
融通無碍、人生の後半をそんな境地で過ごすカッコよさを見た。