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少し知識を持った人だろう、今日もあの赤紫は花ではなくて萼片です、などと指さすのに出くわした。
確かにシュウメイギクに花弁は無く、花弁状に見えるのは萼片、だからその下に見えるのは苞片。
それでも幾つものパーツから出来上がっているのが花。
花弁状に見えるのも含めて花には違いない。
指さす彼方に見えているのは「シュウメイギクと言う名の花」だ。
屁理屈だと言う人もいるけれど、それぞれのパーツを正しく指して説明しないといけないから
花を遠目にしてあれこれとは言わぬが花だ。
(2024.10.05 須磨離宮公園)
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シュウメイギク(秋明菊) キンポウゲ科アネモネ属
Anemone hupehensis var. japonica(=Anemone japonica)
(2024.10.24 明石公園)
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▲ 左のシュウメイギクに花弁は無い。白い花弁状に見えるのは萼片、その下に見えるのは苞片、画像では5枚見える。
右はコスモスの花弁(薄桃色)・萼片(半透明)・苞片(緑色) ▲
▲ 普通には園芸種としての一重が栽培され、時に八重、千重も花壇に咲く。いずれもシュウメイギクと呼ばれている花。▲
シュウメイギクの綿毛2023
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