小穂から出ているおしべは花粉を飛ばしきっている…と思ったけれど
ここではまだめしべが元気、おしべも花粉を出している。
▲ まだおしべの葯は黄色い。
▲ おしべの葯が花粉を出し切って茶色くなっている。
▲ 小穂の先端部分のおしべはまだ黄色い葯を残している。
▲ ほぼ先端まで咲き上がった状態で、おしべが枯れて茶色くなっている。
ハマスゲ(浜菅) カヤツリグサ科カヤツリグサ属 Cyperus rotundus
セイタカハマスゲ Cyperus longus
(2017.10.11 須磨離宮公園)
--------------------------------------------------------------
今年のハマスゲ
どうしてかというと分かりやすいので♪
生い茂っている草がいっぱいでその中に混ざっていてもすぐに分かります~
それにクルクルしているところもいいと思っているのです。
透き通ってきれいな雌しべ みずみずしく黄色をしている雄しべ
このときが「はな」なのでしょうね
これほど美しく撮れたら切りなく撮ってしまいそうです。
花弁がないから、余計におしべ・めしべだけがハッキリ見えて。
おまけに主張するでもなく、すぐにおしべもめしべも引っ込んでしまう。
だから気がつかなければタダの草。
美しい…と感じる時間も、ごく短いから見つけたら撮ってしまいますね。
雑草畑の中ではすぐに埋もれてしまうでしょうから。