▲ 去年咲いた花の果実。▲
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マテバシイの雄花序が花粉を散らし始めている。
何本かの雌花序にはドングリの子ども。
この雌花序の子どもたちは一年かけてドングリに育つ。
(2023.06.04 明石西)
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去年の秋に受粉して出来たドングリが一年経って大きく育った。
ここにはテニスコート西側にマテバシイの生垣もある。
『待てば椎になる…』などとまことしやかに話す人もいるのだけれど
『明日は檜になろう』が語源だと説明されるアスナロ(翌檜)とは違う。
そんな言い伝えも無いとは思うのだけれど最近はどうも俄植物学者?が増えてしまったようだ。
(2023.09.10 明石西)
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(2023.09.14 明石公園)
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マテバシイ(馬刀葉椎、全手葉椎)ブナ科マテバシイ属 Lithocarpus edulis(=Pasania edulis)
(2023.09.15 唐熊公園)
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▲ マテバシイのドングリ㊧ と雌花序㊨ ▲
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【幾つかのドングリができるまで 再掲】
ミズナラ、コナラ、カシワ、ナラガシワ、イチイガシ、アラカシ、シラカシなどは
春に花が咲き、その年の秋にドングリができる。
クヌギ、アベマキ、ウバメガシ、アカガシ、マテバシイ、ツブラジイ、スダジイなどは
春に花が咲き、一冬越して翌年の秋にドングリができる。
シリブカガシは、秋に花が咲き次の年の春にドングリができる。
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