五つに分かれた果実は莢状で枝先に下向きにぶら下がっている。
緑だった果実は割れて縁には緑の種子を着けている。
やがて乾燥が進むと水分を失った種子は皺だらけになる。
果実殻もカサカサに乾ききると枝から離れる時期が来る。
乾いた果実殻の縁に皴だらけの種子を着けたまま風に吹かれて枝から離れる。
落ちた後には星形になった果柄が残される。
落ちた果実殻は葉脈だけを残して網目状に変ってゆく。
(2023.10.20 明石西)
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(2023.11.21 王子町・林)
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アオギリ(青桐、梧桐) アオイ(←アオギリ)科アオギリ属 Firmiana simplex
APG分類体系では、アオギリ科、シナノキ科、パンヤ科はアオイ科に分類変更されている。
(2023.11.29 林)
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▲ 出来立ての果実は赤紫色でひとかたまり。熟すと下向きにぶら下がるようになり果皮は次第に緑色になって5つに分かれる。▲
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アオギリの果実が舞い降りていた辺りに、スズメバチの死骸。
(2023.10.20 明石西)
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