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トサミズキもマンサクの仲間なんだって。
へえぇ~、道理で早く咲くのですねぇ。
そんな会話は微笑ましい。
残念ながらこの花は「シナミズキ」と呼ばれている種類…。
似ている花でも名前は違っているし、それがここでは勉強?になる。
ほら、そこの名札に書いてある。
▲ 蕾が膨らんだ状態だけでもトサミズキとは違って、花数は多いし花も少し大きく見える。
目視では花粉を出す前のおしべの葯の色が赤では無くて黄色…と言うのがわかりやすい。▼
▲ 下がり始めた花穂は、トサミズキよりもやはり花数が多い。▼
▲ 一つ一つの花はかなり開き気味に見える。果実が出来た頃に撮りに来たい様子だ。▼
▲ めしべの飛び出しはトサミズキほどでは無いから、ますます果実が楽しみなのだけれど…。▼
シナミズキ(支那水木)マンサク科トサミズキ属 Corylopsis sinensis
ニオイトサミズキ(匂い土佐水木)の別名
☆
直ぐ近くには比較出来るようにトサミズキも植栽されている。
▲ シナミズキとは花数の違い、めしべの飛び出し、その程度の違いしか見えない。▼
▲ トサミズキは枝先だけでは無く途中にも花を咲かせる。いずれにしても葉はまだ展開していない。
トサミズキ(土佐水木)マンサク科トサミズキ属 Corylopsis spicata
(2018.03.18 小石川植物園)
☆
▲ トサミズキの今年の冬芽 今年のヒュウガミズキ ▲
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トサミズキ2018 ヒュウガミズキ2018
比較できる場所に対象物があると言うことはとってもありがたいですね。
こいもは、シナミズキもヒュウガミズキも見ていませんし、
似ているものがあると、本当にわからなくなっ困ります。
これからも、良く見て行きたいと思います。
公園など公共の場所では、幾つかの花壇が作られて季節の花を植えたりして
来園される方たちの目の保養?に供されてることも多いですが
園芸種も含めて名前がハッキリしないものも多いです。
植物園は間違いもあるでしょうが植えられているものに対しては
或る程度の専門性もあるでしょうから違いが分かるように手引きなども用意されています。
好みの問題もあるでしょうが少しだけでも知識が増える場所だと思います。