明石公園にも当然だけれどヘクソカズラは蔓延る。
蔓性植物は勝手気ままに他の植物に蔓を巻き付けて広がる。
だから蔓延る…と書くのだろう。
ヒラドツツジの植栽に覆い被さっているヘクソカズラ。
その隣にはかなりの樹齢のソメイヨシノだが、途中で枝が折れている。
そのソメイヨシノにはセンニンソウが這い上っている。
▲ ヘクソカズラの蕾にも虫コブ。臭いのに…と思うけれど、蓼の葉を食う虫もいるから虫それぞれ。▼
▲ 虫コブの名付けのルール?に従うと、ヘクソカズラの蕾に丸い形の虫コブ、ヘクソカズラツボミマルフシ。▼
▲ 虫コブばかり撮っていたから花を撮り忘れる?ところだった。▼
(2020.08.18 明石公園)
☆
そろそろ琥珀色。
既に蔓が枯れ始めているものもある。
ヘクソカズラ(屁糞蔓)アカネ科ヘクソカズラ属 Paederia scandens
ハマサオトメカズラ Paederia scandens var. maritima
(2020.10.16 田町)
☆
▲ 同じ日に撮った伊川のヘクソカズラ ▲
▲ 秋色の果実 名前は忌み嫌われて改名論者が多い。ところが果実になると「琥珀色」などと持て囃され、リースの材料にもされる。
人間というのはやはり自分勝手な生き物だ。▲
--------------------------------------------------------------
ヘクソカズラ(屁糞蔓) ヘクソカズラの果実 伊川のヘクソカズラ
花の名前が良くないから、解明すべきだと幾つもの別名がつけられた。
ところが秋になって果実が琥珀色になると、「ヘクソカズラのきれいな実はリースにするといいわねぇ~」と平気で本名で呼んでいる。
決してサオトメカズラの実、ヤイトバナの実とはおっしゃらないから、勝手なものだと今でも感じます。
サオトメもヤイトも花の形容に使われている別名なのでしょうから、使い分けられるのも仕方ないのかも知れませんが。
本当に面白い形の蕾と思えるような・・・虫こぶなのですね。
ヘクソカズラは色々魅せてくれて、とても楽しいです。
秋色の果実はまたまたと~っても素敵ですね。
こいものところでは、もう処分されてしまったものもあります。
もう少し残っていて欲しいな~と思うのですが・・・
やはりピカピカの琥珀色は魅力的ですね。
こうして色々な素敵なところを見させていただきますと、
今年はリースづくりをしてみたくなりました。