これもアンティークはがきです。
タイトルは「お誘い」。
私が勝手につけたタイトルです。
男が女をお誘いしているシーン。女、まんざらでもない様子だが、軽い女に見られたくないために、なかなかOKを出さない。
男「なあ、いいだろ?今日は特別な日なんだ」
女「あらあ、どうしようかしら?あたし、急に言われても困るわ」
男「一緒に飲もう。極めつけのワインがあるんだ」
女「だってワインなんかあたし、飲めないわ」
男「いいんだ。飲めなくても。一緒にいてくれるだけでいい。」
女「あたしみたいなしらけた女を誘っても面白くもなんともないわよ。ルーシーでもお誘いになったら?」
男「違うんだ。ルーシーとはなんの関係もない。偶然だったんだ。あの時は!」
女「偶然ですって?偶然にしちゃ、わざとらしいわよ。ルーシーにあげたあの花束は偶然買ったってこと?」
男「違うんだ!誤解だ!あれはたまたま・・・・・。」
女「たまたまですって?もういいわよ。それであたしをどうしてくれるの?」
男「サイゼリアでワインを浴びるほど飲ませて上げるさ!!」
女「まあ、素敵!もちろんあなたのおごりね」
男「もちろん、罪滅ぼしだよ!こんどは裏切らない。指きりげんまん!!」
なーんて会話が聞こえてきそう。いいカップルですね。