こっ、このっ!
まだ子供のくせに肩なんか組みやがって!!まだ、20年早いっ!
とどなるオヤジもいるかも知れません。
男の子「この薔薇は君にようにエレガンスだ!君がボクを思う恋心のように純真で真っ赤さ!これはボクの気持ちさ。
受け取って!!」
女の子「うれしい!こんなにきれいな薔薇、高かったでしょう?」
男の子「君を想うボクの気持ちはこのぐらいってことさ!」
女の子「これ、私の気持ち。したためたわ。読んで!」
男の子「ありがとう。読んでいい」
女の子「はずかしいわ」(赤面)
男の子「拝啓、もうわたしにはあなたしか見えない・・・。敬具。なんか変な文章だね」
女の子「あたしの気持ちよ。また、あたしの力になってくれる?」
男の子「もちろんさ!君のためなら火の中、水の中。」
女の子「あたし、欲しいものがあるの?」
男の子「なんだい、欲しいものって」
女の子「もっとダンディーな彼氏!」
男の子「ガビョーン!!」
100年前の小さな恋の物語、でした。