昨日、今年初めての喪中はがきが届きました。
差出人を見て、ドキドキと鼓動が大きくなり、
短い文章に、涙がハラハラと頬を伝って…
1987年に一緒に北海道ツーリングに行ったバイク仲間の訃報を知りました。
彼女とは、主人よりも古い、多分一番古いバイク仲間でした。
とてもポジティブな彼女と知り合って、凄く影響を受けましたし、
一緒に行った北海道ツーリングは、とても衝撃的かつ感動的で、
私の人生のターニングポイントでもありました。
今思えば、二人だけでツーリングに行ったことはなかった気がしますが、
『立ちごけレディース』
お寿司屋さんの江〇銀
東〇電〇のチーム
貿易関係の方々と
教師の方々
主人の会社、の各有志のチーム?倶楽部??
あちこちのチームやクラブのゲストとして
とにかく、一緒に走ることが多かったです。
バイク以外でも、彼女の家にお泊りしたり、飲みに行ったり…
でも…お互いに結婚して、子どもが出来、彼女は遠方に越してしまい…
それでも、何度か会う機会もありました。
彼女がある病気に罹患して、治療を受け、最後の経過観察で再発が見付かり
その時も「このタイミングでよかった」と
「その後だと、また進行してからの発見になった可能性が高いでしょ」と。
それから、30年程?いつだったか、会った際に彼女がポソリと
「もう一緒に北海度ツーリングには行けなくなっちゃった」と
そう、お互いに子育てが終わってババアになったら、また一緒に北海道に行こうねと。
確固たる約束をした訳ではありませんが、過去にそんな話をしていて…
その言葉を聞いた時、私は何も言えませんでした。
まだ時間があるじゃないとか、リハビリ次第ではとか、
待ってるなんて、口が裂けても言えませんでした。
彼女が行けないと判断したのには、それなりの理由がある筈だから…
彼女が永遠にバイクを降りてしまっても
その時も、今も私はバイク仲間だと思っています。
以降は何事もなく何年?
年賀状だけのお付き合いになって久しいけれど
毎年届く賀状の一言が、とても楽しみでした。
やっぱり、心のどこかで、彼女の復帰を待っていた気もします。
今年の年賀状には…
「情けないことに、孫ちゃんの体力についていけないバアさんです」と。
遠方と書きましたが、決して行けない距離でもなく、
高速飛ばせば、日帰りだって可能で…事実、以前会いに行ってますし、
行こうと思えば行けたのに、ナンで行かなかったんだろう、私
会いたかったんだから、会いに行けば良かったんだよ、私
二度と会えなくなるなら…
ねえ、Kちゃん、
Kちゃんが、まだ、こちらにいる間に会いたかったよ
でも、いつになるか解らないけど、私がそっちに行ったら、
また笑い転げながら、昔の話をしたいね
最後までお読み頂き、ありがとうございます
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