『トライアングル』(著者:新津 きよみ)を読了。
この小説は、すこし前にフジテレビで“ドラマ”になった原作です。
「関西テレビ放送開局50周年記念ドラマ」で
江口洋介さん、広末涼子さんのダブル主演と
キャッチコピーは「初恋の少女は、25年前に殺された。はずだった。」
内容が面白そうだったので期待してたのですが
“ドラマ”の出来が良くなく。。。
脇役もまったくな感じで。。。。
この“ドラマ”視聴率があまり良くなかったせいか
主演の広末涼子さんが途中で死んでしまうなんて。。。
最後はなんか「こじつけ」の内容が鼻について。。。
期待していた“ドラマ”が<イマイチ>なんて残念すぎる。。。。
少し前に買っていたのですが“ドラマ”がこんな感じだったので
躊躇して読むことが出来ませんでした。
最近、読む時間があったので読みだすと
面白くて一気に読んでしまいました。
ネットにあった簡単なストーリーを引用すると
「小学四年生の少女、葛城佐智恵が誘拐され殺害された。
同級生であり、最後の目撃者の郷田亮二は
一度は父の後を継いで医者になったものの
事件が時効になったことから自分の道を選び刑事になっていた。
それから5年、事件から20年後、研修のため日本に戻った
亮二は事件当時のクラスメートによる同窓会に誘われるが、
そこで彼の前に「葛城サチ」と名乗る、佐智恵に容姿が似た女性が現れる。
そして、彼女の出現を機に、奇妙な出来事が亮二の周りで起きていく。」
そして、物語の中に「1/2成人式」と呼ばれる10歳の時に未来の自分に当てた作文など
作品の随所に出てくる「手紙」に事件のヒントが隠されています。
これだけの内容でも個人的に興味をそそります。
“ドラマより小説の方が面白い!!”と
読み終えた感想としては断言できる内容でした!!
推理小説に近いですが、人間ドラマを主観にした作品だと思います。
なぜか「東野圭吾さん」の作品に近い印象を得ました。
まぁ~「東野圭吾さん」のような毒々しさはありませんが。。。。
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