とんちゃん(夫は)小さなお出かけも家族旅行とかも 自分から 提案したり計画してくれるタイプではない
かといって出不精だということもなく 出かけるのは好きなので 行き先を言えば わたしの提案はほとんど通してもらえる
けれども たまには とんちゃんから「ここに行こう!」と
提案して 下調べから計画までしてほしいと思う時も多々ある
何度となく、お出かけ先を提案してくれないことを指摘したことはあるけれど
とんちゃんの選んだことに 私が文句をいうから しないのだと
逆に指摘され 険悪ムードになってしまう・・・
・・・まぁ 思い当たるふしもある(-"-)
と いうわけで たいてい 私が なんでも かんでも 決めて お出かけが決行されることになる
こどもたちが 小さい時から ずっと実行したかった遊びに キャンプがあった
私は小学生から高校生まで ガールスカウトをしていたので キャンプでの体験がとても印象に残っている
こどもたちにも そんな 体験をさせて あげたいと
ある夏の終わりに キャンプ道具一式を購入した・・・
購入したことで やる気がでた とんちゃんは 次の夏(←すぐには 行かないところがとんちゃんだ)
いそいそと キャンプ場を探し始めた
初心者なので オートキャンプがよかろうと ネットで調べて たくさんプリントアウトした中から
ある候補地をしぼりだした
そして いっぱいに なってはいけないと あわてて あわてて 予約を入れていた
いざ 当日 キャンプ場につくと たくさんの家族で賑わっている 想像とはうらはらに
人っ子一人いない・・・「おや!?」
どうやら まったく 人気がないのか 知られていないのか・・・そういうキャンプ場のよう
しかも 心配性のとんちゃんが予約してくれたのは 自分たちのスペースがきちんと区画整理されたところで
テントをはる場所が決められ プライベート空間の為なのか 木々の囲いがある
キャンプ場には だれもいないので
わざわざ 囲いの中にテントを張ることが 不自然なくらいだ
なのに フリースペースより数千円高く支払わなければならず 早速 クレーム気味のわたし・・・
一言 いいたい ところだけれど それを 言ったら もう 和気あいあいムードはないので 我慢 我慢
初めての真新しい テントを 「あっちを持って」 「こっちを持って」と 設営すると
ひとつめで 全員が疲労している
本当は もうひとつ 横につける おしゃれな空間ができるテントもあるのだが
「もう これでいいや」と 全員が納得
はて さて 「何をする?」
遊べる水辺もなければ 他に 何か 遊具があるわけでもなさそう
ぷらぷら 歩いて散歩していたら
幸いなことに 近くに町営のプールを発見!
こどもたちも大喜びで遊ぶことが できたけれど それがあったのは あきらかに偶然
・・・・・・運のいい とんちゃんで良かった
そんな 初心者のキャンプは 夜には雨が降って さぁ 寝よう となったら みんなの顔がやや暗い
端っこで寝るのは嫌だだとか こともあろうか ここで寝るのは嫌だとか もし日中のプールで疲れていなかったら
きっと もっと長い間 起きて ぶいぶい 文句を言い続けていただろう
それでも 無事に初キャンプができ それなりに いい思い出ができた☆と思った
キャンプから帰った 次の日 雨に降られた 大きなテントを 右へ左へ ぐるぐる 回って
拭いて 干して たたんで テントを大切に 大切に しまった
・・・以来 一度もお目にかかることなく 今年の夏も終わった
もう 私が計画するまで 次のキャンプは ないのかもしれないな