ポップとフルツは小学校の金管クラブに入っている
2人とも 合わせたわけではないけれど 3年の時は コルネット 4年からサックスフォンを吹いている
時々 練習のつらさに負けて 「辞めたい」ということもあるが すぐに「楽しい
」と立ち直っている
先日も 「金管を辞めて 塾に行きたい
」とポップが言い出した
ちょっと 驚いたものの まぁ いつものことだし 反対すると余計にしたくなるタイプなので
「じゃぁ そうすればいいよ
」と 軽く受け流していたら
学校から帰ってきて
ポップ「弦バスになった・・・」
と・・・
ひぇぇぇっぇ
どうして そんなことに・・・
弦バスといえば 最大に大きい楽器ではないか・・・一番背の低いポップがなぜ・・・
現在 男の子ばかりで 構成されている弦バス・・・ポップ 大丈夫なの!!!!!
もう なんだか その時はよく わからなかったけれど 私の中で やっとこ サックスに慣れて安心しきっていたので
不意打ちにあったよう
せっかく サックスを練習してきたのに ここへきて また・・・・・と ポップにぶつぶつ 言ってしまった
どうやら ポップは恐れ多くも 早速「金管を辞めて塾にいきたい」と先生に告げたそう
先生からは 塾に行くのはいいけれども 一時、金管を休むという形をとってはどうかな?
とアドバイスをいただいたらしい
で どうなったのか詳細はわからないけれど 「弦バス」の話をそこでいただいたよう
後日 尊敬する指導者の先生とお話した結果
・双子で 同じ楽器は 上手下手と 比べられたり つらいことも多い お互い頼ってしまいトラブルになることもある
・ポップも弦バスを気に入ったこと
・弦バスも まじめな女の子を歓迎してくれている
など 先生から聞いて 納得
おそらく 落ち着いて考えたら 一番の原因は ポップのサックスに対する情熱がなかったことのように思う
ポップが言うには「フルート以外は 何をやっても 一緒」って・・・頑固者っ
フルートには 3年の最初の選考で なれなかったのに まだ ひきずっていたのだ・・・
まったく 知らなかったのだけれど 先生のお話では ポップの弦バスが 決まった時 フルツがめちゃくちゃ泣いたそう
家に帰ってきた時は 一切 そんな話はしなかったし そんな態度にも出なかったので びっくりした
それでいて 当のポップは あっけらかんとしているというより むしろ ワクワクしている
どうりで フルツが数日 なかなか朝練に行かないし お腹が痛いとか言い出したのは そのことが原因だったのね
ここのところ 空振りばかりの私
気付かないこともたくさん増えてきているのだな
もう 本人が決めたことは なるだけ 口を出さないように 見守りと聞き役を心がけなければ・・・