朝 9時をだいぶまわった頃 家の電話がなった・・・
この時間 めったに 家の電話にかかってくることはないけれど 思い当たるのが
学校からの電話だ
予感は的中し スーシの担任の先生の声だったので すぐにわかった
鼓動がはやくなる・・・いったい 何だろう・・・
スーシの担任の先生は 何でもない時は びっくりさせないように
「お母さん たいしたことじゃないのですが・・・」と前もっておっしゃる
今回は少し低めの声で スーシの朝の様子をお話されたので 何かやったことは 間違いなさそうだった
先生の話によると スーシのしたことは とっても いけないことだけれど
人を傷つけたりしていなかったので 幾分安心した・・・
先生も 一回目の注意の後 すぐにまた それをやったらしく
「わたしも キレまして・・・」といつも 太っ腹な先生の堪忍袋の緒が切れてしまったよう
スーシの好きな先生なので 彼自身が調子に乗ったことをアセっている様子が目に浮かぶけれど 自業自得だ
先生は とりあえず 家に連絡することをスーシには言ったけれど、
「お母さんの都合が悪くて来れない」って スーシには適当に言いますので また 家で話をしておいてください。
と スーシにイエローカードをだしたそうだ
先生は笑ってはおられるものの、スーシの イライラが 続いていることをお話しされ
テスト前で 部活もなく運動ができないことなどもあって 勉強嫌いのスーシは 危なっかしい