ポップとフルツも車の免許をとることができた。車の保険の年齢制限を外して彼女達も運転の練習を始めた。
とにかくなるだけ自由に運転させなければ…と思うが、身の危険を感じるとついつい口を出してしまう。それは横に乗った者の役目のようだ。助手席の指示が細かくなると、後ろの者が、
「あまり言い過ぎるのはよくない」🤐
と助手席の者に指示が入る。すると助手席の者は
「ほんなら横に乗ってみ」となる。
要するに 家庭内ギスギス😤イライラの連鎖だ。想像すると恐ろしいが結局は1人で乗って経験を積むのがお互いのためのように思う。
さらに、それ以上に恐ろしい事ではあるけれど彼女達の大学の通学に原付バイクを導入することとなり、バイクの練習も始めた。
父からもらったリトルカブもボロボロながらメンテナンスに出して復活した。義父の家まで車で約40分のテストツーリング。リトルカブを先頭にポップ、フルツのバイクで出発。ポップは車道に出るのが初めてなので、とにかく安全運転だ。バックミラーを確認しながらゆっくり目に走っても、ついてきていないので、所々で待ってから、またスタートする。カルガモの親子を思い出し、二人のバイクが見えるとホッとした。途中休憩を抜いても1時間くらいかかって義父に会えた。とんちゃんの職場へも顔を出して山道のツーリングを楽しんだ。
今まで、送り迎えを当たり前として続けてきたけれど、もう、これからは自分たちでやっていけるのかな…
自分の時と比べると親の元にいる時間が随分長いけれど、幼い二人のペースからするとそれでもいいのかな…ずっとこのまま…じゃ…な…い…よね。
親の心配は尽きることがないものなのだね。