角さん 天才だって本当ですか？

アングル変えたら　バカボンに見える。

”天才”と認定した本を書き有頂天で
ご自分も天才の匂いプンプンさせた
石原元東京都知事閣下。

勢いあまって、こんな天才政治家が今欲しいんだと。
マジでぇ　古い。もう通用しないよ～

むむ、　禁じ手の政治で知り得た情報で河川敷とか買い集め、
政治の力で開発し、価格を釣り上げ、儲けを吸い上げた金で、
子分に靡くよう巧妙に洗脳し惜しみなくバラマキ、
政治は数、数は力、力は金だの信念をぶれず徹した結果、
総理大臣になった。

その権力の下、お大尽となり、全国の税金を新潟地元選挙区に集中投下、
箱庭のように整備し、我田引水の恩恵を施した見返りとして、
大票田にマネーロンダリングし、選挙では常に大勝、万歳で乾杯した。
田中角栄全盛期日本列島改造論は
一世を風靡しブルトーザーがフル回転した。

地価が上がり、狂乱物価を招いたが、機を見るに敏な
土地を手にしたものが勝ち組、格差の発端となった。

先日放映ＴＶ　「中居正広の金曜日のスマたち」
にも御大が出演し、天才論をぶちかまし自画自賛していた。
出演女性にチヤホヤ煽てられ大いに盛り上がった中で、
ＭＣの中居にはＫＹがなく二度も腹が立って怒鳴ろうかと思ったんだと。

天才か否か。　それは長いスパンで検証した歴史が答えてくれる。

終わりよければ全てよし。
角栄氏の晩年は見るも涙の物語となって、幸せではなかった。

計らずも田中角栄金脈問題が、文芸春秋・立花隆で暴かれ
失墜し遂に首相辞任となった。
箱庭も災害で滅茶苦茶。

その後、ロッキード事件で、逮捕もあり。
「おれの目標は、年寄りも孫も一緒に楽しく暮らせる世の中を作ること」
しかし自身の老後は言葉も出ず、寝たきりで、
目白大邸宅に日参した部下も遠のき
天才の今わの際はひとり、理想に程遠いものだった。

日中国交正常化でも果たして大成功だったのか？

中国を日本企業が富ませた見返りは、
なんと軍備拡張で日本に向けた大砲を増やすだけ。
金よりも　命　の方が大事なのに
金亡者には生涯分からない悲劇を断ち切れ！
そこを天才は教えて欲しかった。