「し・し・し・しん・しん・しん・新大久保~!!」
三代目三遊亭圓歌さんがお亡くなりになりました。
今年の正月、鈴本演芸場が我が家の最後の舞台となりました。
鈴本演芸場の何度か行きました。地方公演にも何度か行きました。追っかけでしたね!
そして、涙がでる程、おおいに笑って、楽しめました。
「ヤマノアナアナ」は当然、リアルタイムではありませんが、いろいろな音源を録音し、今でも聞いています。
特に、NHK第一ラジオの「真打競演」に出演された5回、録音し、今でも聞いています。
1.「駅員時代」(65歳)
2.「西行」(66歳)
3.「中沢家の人々」(67歳)・・・最後は、「何故、お餅にカビが生えるのでしょう!」「早く食わねえからだ!」
4.「中沢家の人々」(68歳)・・・最後は、「浅草にハトを見に行ったのがいるんだよ!落語もよく考えないといけないよ!」
5.「昭和落語家史」(70歳)
「昭和落語家史」も名作だと思います。
この中の一節、「三平に最初にあったとき、軍服姿で、啓礼しながら、三平です!あぁ~、日本、勝てねぇ~と、思ったよ!三平が戦争に行ったんだよ!勝てるわけねぇじゃねぇか!敵がびっくりしただろうなぁ~・・・・・・」
CD他、DVD、テレビ(NHKの日本の話芸)の録画、徹子の部屋に出演されたときの映像も残しています。
昭和一桁、戦前、戦中、戦後、そして、高度成長期、平成と激動の時代を生きた世代です。だから話が面白いと思います。
世代間ギャップは仕方ありませんが、小生は、54歳、親は、概ね同世代、その親の世代の話を聞いているから、話の内容が分かるんです。
現在、20代、親の世代は、我々と同じ世代、でも、リアルタイムは、高度成長、オイルショック、バブル、そして、その後、バブルが弾けた時代です。「戦争を全く知らない世代」の親ですから、なおさらリアルも欠ける。再度、朝鮮動乱が勃発したら、どうなることやら・・・・・・・
昭和一桁世代、戦争を反対した世代です。永六輔さん、野坂昭如さん、大橋巨泉さん、TBSラジオでお馴染みの皆さん、そして、圓歌さん、残念です。
自然の摂理ですから・・・・・・・
ご冥福をお祈りいたします。向島方面の夜景です。