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歓喜の雨

昨日、誘われて長湯・万象の湯の「ルカスホール」で
奏(かなで)リコーダーアンサンブルの演奏会を聞いたあと
↓あすかの湯の大浴場に入りました。
http://www.white.oit-net.jp/asukanoyu/index.htm

スコールのような、たたきつけるような雨が降ってきたのに
豪雨のなか、ひとり露天風呂を楽しみました。
頭だけ雨に打たれながら、じっくり雨を見ました。
雨に打たれるのも悪くありません・・・ふっと子供のころの感覚を
思い出しました。もっと雨や雨の臭いに敏感でした。

それから、10数年前インドで見た光景を思い出しました。
あのときすでに数ヶ月、マハラシュトラ州プネーに滞在していました。
その数ヶ月全く雨がなかった。毎日毎日、晴天に次ぐ晴天。
来る日も来る日も晴天でした。それがインドの乾期でした。
土地は乾きホコリっぽく、大地は砂漠のような色になっていました。

遠くの空に灰色の雲が浮かぶようになってきたころ
雨期が近いのだと現地のひとが教えてくれました。

そしてある日、突風と共に激しい雨がやってきました。スコールです。
私は驚き感動しました。子供たち、裸足の子供たちが
雨のなかに走り出て、雨に打たれて踊るのでした。
濡れることなんか全くおかまいなしに。
音楽も何もないのに、はじけるように踊り続ける。
今でも彼らの歓喜の表情をよく覚えています。




エンジェルファームの裏山のヒゴタイ。
雑草に埋もれそうになりながら、たくましく生き残っています。
これは10日ほどまえに撮りました。今は盛りを過ぎていますが
草むらのなかでまだ少し咲いています。