木彫り倶楽部 more

本来は、木彫り教室のブログでしたが。。。還暦を迎え自然農にはまり、自然からの恵みや日々の気づきを気ままに綴っております。

自己肯定感を高める言葉がけ

2016年03月05日 | 子育て
皆さまこんばんは🎵

自己肯定感と聞くと皆さまはどのように感じますか?(⌒‐⌒)

自己肯定感の高い人は、EQ(心の知能指数)が高いといいます。

日本人は自己肯定感が低い人種だと言います。でもそれは、違います。

人種ではなく、子育てに問題があるからです。

個人的見解ですが。。。
遡れば、江戸時代の5人組制度に起因しているのではないかと思っています。

それまでの日本人は比較的おおらかな感じがするので。(あくまで個人的見解です)

お互いにお互いを見張らせることで、民衆を統治した歴史。

江戸時代の流通や文化、技術の高さは素晴らしいものがありますが、5人組制度だけは好きではありません。

子供に躾をするときに、なぜいけないかを説明する光景には、あまり出合いません。

代わりに決まって出てくる台詞は、
「そんな事したら、○○さんに怒られるよ」とか「みんなに笑われるよ。」

ひどいときは、「ほら、あのおばちゃんも怒ってる」
(怒ってへん❗巻き込まんといて❗)

更にひどいのは「あ~あ。。。もうお父さんに何も買ってもらえないよ。○○ちゃんは悪い子だね」

皆さんもこんな台詞聞いたことありませんか?

この他人を引き合いに出す所に、5人組の名残を感じてしまうのは私だけかなぁ...( ̄▽ ̄;)


この言い方の悪いところは、その行為だけが悪いのに、子どもの人格まで無意識に否定している所です。

人格を否定されて、自己肯定出来る人間に育つはずがありません。

しかも、自分が子供に対して止めさせたい事があるのに、他人を引っ張り出して「他人が怒るから止めなさい」という訳の解らないことを言うので、子どもは絶対に止めません。

そうなると益々エスカレートしていきます。否定する言葉も増えてきます。

止めないのは、大人の嘘を見抜いているから。

しかも、自分を否定する人の言うことなんて、大人でも聞く気にならないでしょう。

こういう言い方をしてしまうのは、
大人の側に自信がないからです。

自信とは、
『自分を信じること』それができないので、他人を引っ張り出す。

そんな事で、子どもは騙されません。

子どもは大人が思う以上に賢いのです。

言葉の意味が解らなくても、ちゃんと親の感情を理解しています。

本当に止めさせたいのなら、シンプルにI(アイ)メッセージで(自分を主語にして)伝える事。

例えば、子どもが騒いではいけないところで、騒ぐとき。
「静かにしなさい!」
「静かにしないと怒るよ!(怒られるよ)」ではなく
(こんな時、大体お母さんの声の方が大きいですが。。。(^_^;))))
上から目線で叱りつけることが躾ではありません。

して良いことと、悪い事の判断ができるように教え、自分の衝動や欲求を我慢することを教えるのが『躾』です。

子どもの目線まで下がり(しゃがんで)、しっかり目をみて、静な声で優しく
「ここで騒がれると、お母さん困る。静かにできる?」と本気で尋ねてください。

大体のお子さんは、心配そうな顔で「困るの?」と聞くか
こっくり頷きます。

子どもにとって、お母さんは大好きな人。その人が困るのは、怒られるより辛いことだから。

お母さんが子どもを思う以上に子どもはお母さんを愛しています。

子どもが理解したら、「ありがとう」としっかり抱きしめてあげて下さい。

アイメッセージで会話すると、
マイナスの言葉の代わりにプラスの言葉を子どもさんにかけることができます。(これが七田式教育です。むやみやたらと誉めるのではありません)

そうすると、しばらくは静かにしています。
後は根気よく繰り返すだけ。

子どもはすぐに忘れますので。

「今言ったでしょ⁉」
「何度言ったら分かるの?」

これは虚しい台詞です。

子どもと大人は時間の感覚が違うのです。
一度で子供に言うことを聞かそうとすることが間違い。

そのうち、「ここでは静かにする」というお約束に持っていければ、躾完了。
お約束は大人が守って見せて、はじめて子どもも守るようになります。

子育てとは、忍耐です。f(^_^;

自己肯定感から子育て論に変わってしまいましたが...(^_^;)))

お母さんの自己肯定感が低かったとしても、それはお母さんのせいではありません。

お母さん自身もそうやって育てられたからなのです。

そういったこと全てを受け入れ、自分を認めていくことで、『自己肯定感』は上がります。

同時に『自信』もついてきます。

そうすると、生きる事が楽になって楽しむ事ができるようになるので、不思議です。

『認めて、ほめて、愛して育てる』
今は亡き七田真の言葉です。

Happyにお過ごし下さい❤





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