木彫り倶楽部 more

本来は、木彫り教室のブログでしたが。。。還暦を迎え自然農にはまり、自然からの恵みや日々の気づきを気ままに綴っております。

じょうこカフェ 菜園

2018年12月11日 | 植物
こんにちは🎵

男木島続編です(笑)

宴会も徐々にお開き…夜また集まれなかったメンバーで再開するそうですが…(笑)

皆さん男木島在住かと思いきや…

高松へ帰る方も…
それが現実なんですね
男木島から見れば、高松から来た私は街の人なんだそうな…(ФωФ)

さて、いくらなんでも私も当日中に高松へ戻らねばならないので、Kさん宅を3時頃おいとま❤

『ドリマの上』に戻り着替えて菜園へ

すでに日は傾きつつあります(  ̄▽ ̄)

夕日がキレイだろうなぁ❤




じょうこカフェの窓から❤


沖を行き交う大型船❗
本当に瀬戸内海は海の銀座


さて、景色楽しんだら菜園へ❤

菜園という畑のイメージが違ってました。( *´艸`)

植物達が、仲良く皆で共存

自然に結実し、ばら蒔かれた種はあちらこちらから芽を出し…

おせりこしている物を収穫❤

つまり、人間が頂くのは、新芽
農家の方が言う
「間引き菜」 = 雑草 = 価値がないもの

もちろん、ドリマの上で出されるものは、新芽ばかりではありませんが、新芽(スプラウト)の方が栄養価が高いそうです。

Kさん宅でも、優しくて口の悪いてっちゃんが「草くうんか?(笑)この草旨いのぉ❗」なんて言っていましたが。

「草」に込められた複雑な思いを感じました。

今の流通では、商品価値がないかもしれません。だって見栄え優先で価値が付くのですから。

土に悪いと知りつつも、売れなければ(農協が買ってくれなければ)農家の生活は成り立ちません。
農薬や除草剤で痩せ細った土では、合成肥料がなければ売れる商品は作れないでしょう。
合成肥料はまるで、麻薬のよう。

痩せ細った畑からできた野菜に、パワーはあるのでしょうか?

スーパーに並んだキレイな野菜。
その味が薄いように感じるのは私だけでしょうか?

有機栽培と言うけれど、牛に除草剤や、農薬、合成肥料を使った土からできた遺伝子組み換えのトウモロコシ等を、餌に与えていたら、それらが糞の中に出され、それを堆肥として使えば、結局畑にそれらを組み込んでしまう恐れがある。

山の植物は、堆肥など与えなくても、落ち葉が堆肥となり循環している。
それこそが自然の尊い姿、本来あるべき姿だと思う。
と美代子さんは言います。



防虫の為に、虫の嫌う植物(ハーブ)などを一緒に植える。
コンパニオンプランツと言うそうです。

根留菌のできる植物を一緒に混在させることで、野菜に必要な要素の窒素やリンを土に供給する。
人工肥料に比べたら、小さいけれど栄養価が高い作物ができると教えてくださいました。


まだ頑張ってるカボチャ🎃

一緒にお土産用のお野菜摘みしましたが、やっぱり根留菌を持つ大切な草と、野菜の新芽の見分けがつきにくく…

もっと勉強が必要だと思いました…

無意識に全部抜いてしまいそうになるので。なぜ、草は全部抜かないといけないと思い込んでいるのか、自分でも不思議です。

無意識に思い込んでいることの、意識と行動を変えることは、至難の技かもしれません。

とは言え、自分の身体の事。子供たちの事を考えると、今見直さなければいけない時期に来ているような気がします。


落花生も男木島の産物だったそうで、生えているところを見たかったのですが、収穫がもう終わっていて見ることは出来ませんでした。また来年のお楽しみ❤️

こちらは、荏胡麻

頂いて帰ったけれど、食べ方聞くの忘れました(泣)

そうこうしているうちに、時間は迫り




急いで港へ直行❤
濃くて楽しいひとときでした。


お土産のお野菜たち



ヨモギはプランターに😄

前回食べ損なった、ブドウ柿
野性味溢れる柿の味でした✨

ここまでお付き合いくださいまして、ありがとうございました🙇





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男木島 餅つき❤

2018年12月11日 | 日記
朝7時半、Kさんから
「お湯が沸いてるぞ~」と召集のお電話(笑)

お着物で(Kさんのお家の倉にあった物だそうで、お里帰りと言うことで着用)Kさん宅へ。

懐かしそうに目を細めるKさん。お母様かお婆ちゃまがお召しになっていたのでしょうか?
「俺のもあるで!と丹前と半纏」と鴨居に掛けてあるのを見せてくださいました✨

もうすでに餅つき始まっていました。



昔ながらに蒸籠で蒸し、石臼と杵でついたお餅はキメも細やかなすべすべのお餅❤

同じく駆り出されたてっちゃんの奥様

餅米30kgだか40kgだか…
多すぎてワケわかんない(笑)

白の丸餅3臼、白の餡餅2臼、ヨモギ餅1臼(半分餡入り)、青のり1臼、エビ1臼、黒豆1臼、落花生1臼、黒糖1臼、白2臼を熨し餅に(島の人は、へぎもちって言ってました…薄く切って天日干しするそうです)

合間に、オリーブハマチのあら汁と、かまとかぶとの塩焼き❤を美代子さんが作り、私は残り半身オリーブハマチをお刺身に( *´艸`)
じょうこの菜園サラダが出来上がり、12時迄には片付けも終了

手早い…幼なじみは連携もスムーズ❗
私もちぎり、揉み係で参戦❤
熨しもちに移り、手が必要無くなった時、ちょうど男性陣もお疲れ頃(笑)

その間に少しだけ、つかせて頂き…(只今筋肉痛)

Kさんは蒸し終わった時に、煤で真っ黒になったお鍋を一人黙々と洗ってらした。

いつも全体を見渡せる所で、不足がある時自分が動く。
任せられる所は皆に任せて、気持ちのいいプラスの言葉をかける。
おだて上手とも言えるけれど、プラスの言葉は掛けて貰えると嬉しい😃💕

昨日の勉強会のリーダーシップを目の当たりにしたように思います✨

お昼はやっぱり宴会(笑)

美代子さんとKさん携帯カラオケでデュエット中❤隣は海征食堂のHさん✨
郵便局局長さんに、小学校の用務員のてっちゃん公休取って参加😄総勢12名

男性陣がお酒で盛り上がっている間、奥様方は、餅の仕分けに、もろぶたの片付け…誰がどうと言うわけでもなく、連携プレイ

ふと、祭りってこんな感じが始まりなんじゃないかなぁ?と思いました。

新米が採れて、神様にお供えするために餅をつく。一人では出来ないので、村人達で協力して作業する。
男木島では「公力」と言うそうです。

収穫を感謝し、安全を祈願して、皆で祝う(宴会)
女性は男性と同じ事をするのではなく、それぞれ得意な事で力を合わせる。

感性の細やかな女性は自然と裏方に周ったのでしょう。
決して裏方(お茶汲みや片付け)が、生産性のない無益な行為とは誰も考えていなかったと思います。
むしろ尊い行為として、尊敬していたからこそ、日本にはレディーファーストと言う言葉が存在しなかったのではないかと思います。

男木島の皆さんの自然な連携プレイを見てそう感じました✨

豊かな愛の島❤️男木島

人間臭いディープな部分もありますが、学ぶべきものが沢山あるような気がします🎵

男を支える素敵な女性❤



ありがとうございました✨






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ドリマの上で思うこと

2018年12月11日 | つぶやき
男木島 続編

夜になってしまい、菜園は無理なので、明日と言うことで🎵

食事も、Kさん宅でオリーブハマチに焼き肉…蛸天…沢山頂きすぎて…

食べ過ぎの身体を整える為に、美代子さんがチャチャっと用意してくださったのは、菜園の元気なお野菜たっぷりの湯豆腐❤
夕食無くても良いかな?って思ってたけれど、身体に必要なものは、すっと入るから不思議😊

確かに、美代子さんが言うように、カロリーは充分でも野菜不足でした。
一鍋お汁まで完食❤

湯豆腐頂きながら、いっぱいお話しして、身も心も大満足

途中、Kさん宅の古着のリメイクでお袖からネックウォーマー❤


そうこうしているうちにお風呂を用意して頂いて🎵

自宅の蛇口捻って出るお湯は、ピリピリ痛いけれど、薪で焚き付け、男木島の地下水と薬草お座布団のお風呂は、ゆったりまったり( *´艸`)❤️
星空見えたら言うことないなぁ…なんて思ってみたり…
雨降ったら入れなくなるのにね(笑)

地下水も男木の山が作ったもの。薪も男木の山から頂いたもの。自然に守られているのを実感❤

美代子さんの口癖
「本当に有難いなぁ」…つい口をついて出る✨

本当の豊かさとは、ありがたさを素直に感じることじゃないかなぁと思う。

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