連日の猛暑で気温は33℃を超える日もある。那覇では猛暑日を
記録したそうだ。宮古島、八重山地方では熱中症アラートが出ている。
熱中症で救急搬送される人が7月時点で昨年の2・5倍となったと
報道されていた。その多くが屋内で発症しているという。
外に出ることを控えて家の中で熱中症になるなんて逃げ場がない。
熱中症という言葉が頻繁に聞かれるようになったのは最近のこと。
昔は熱射病や日射病という言葉がよく聞かれた。
日射病は炎天下に激しい運動や労働したときに汗がたくさん出て、
身体の水分が足りなくなってしまい、心臓へと戻ってくる血液が少なくなって
心臓が空打ちしてしまうことで起こる。
熱射病は身体の熱を十分に発散できないで、熱が体内にこもって高い体温に
身体が対処できなくなって起こる。熱中症はこの暑さで体温調節が
うまくいかなくなって、めまい、だるさ、吐き気、嘔吐症状が起きる。
以前、熱中症で倒れた人の対処をしたことがある。
身体に触れて驚いたことは身体がひんやりと冷えていた。
これが日射病と熱中症の違いだと思ったことがある。
熱中症を防ぐにはこまめな水分補給が大切。
室内ではエアコンや扇風機などの使用を心がけることが大切だそうだ。