宮古島には伊良部島を含め高校が6校ある。
すべてが公立高校で私立の高校はない。
最初の入試試験で不合格になっても2次募集、そして
夜間高校もあるので、ほぼすべてが、どこかの高校には
入れるようになっている。
分数が出来なくても、漢字が書けなくても、入れるなんて
言ったら叱られるかも知れない。
もし、本土のどこかで宮古島出身者と出会えば、その人は
高校には行ったわけだ。
高校受験も宮古島ならではの慣習があり、受験の日に
家族が弁当をこしらえて応援に行く。
お昼休み試験の休憩時間に校庭で家族・親族が集まって
一緒にお弁当を食べる。
誰が最初に始めたことなのかはわからない。
以前は、受験が1日だったが、今は二日にわたって
行われるので、受験生の家族は二日間、弁当を
こしらえてもっていく。この習慣を知らない人が学校の
前を通れば「こんな時期に運動会?」
なんて勘違いしてしまう。
宮古島には、この6校の高校があるが、隣の多良間島には
高校がないので、中学を卒業して高校に行くには親元を
離れて生活することになる。
今は橋がある池間島も来間島にも高校はない。
橋がかかるまでは、親戚や下宿生活をしていた人も多かったそうだ。
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