JTAの機内誌 コーラルウェイ 3月4月号にハリセンボンの特集記事があった。
ハリセンボンはフグ目、ハリセンボン科分類される魚の総称。
国内では、ハリセンボン、ヤセハリセンボン、ネズミフグ、ヒトズラハリセンボンの
4種がいる。
ハリセンボンは沖縄も方言で「アバサー」という。
珊瑚礁に生息するフグの仲間で、肉食性で貝類や甲殻類を食べている。
フグの仲間の多くは体内にテトロドキシンという毒を持っているが、
ハリセンボンは 毒を持っていない。変わりに身体のまわりにあるトゲで身を守っている。
トゲの多さからハリセンボンと命名されているが、トゲの本数は350本〜400本
くらい である。沖縄では「アバサー汁」郷土料理として食べられている。
沖縄を代表する郷土料理であるが、アバサー汁を出しているお店は宮古島には
ほとんど 見当たらない。家庭で食べられていることが多いようだ。
ハリセンボンもフグであるので、調理するにはフグの免許が必要であると
いわれているが 無毒であることと昔から食べられていることもあり
フグ免許は関係ないようだ。
アバサー汁には肝を仕上げに入れる。これが独特の風味と臭みがある。
慣れればやみつきになるというが初めて食べる人にとっては気になるだろう。
まずは肝抜きから食べる方がいい。 地域によってはアバサー汁は、耳の薬であるという。
耳の薬の効能をより効き目をよくするためにはエラの方から割り箸を突き刺して
調理するというが、科学的根拠は証明されていない。
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