42の島が有人島だ。その中にはもちろん学校も
ある。少ない生徒数だから、先生が家庭教師の
ように勉強を教えてくれる環境にあるが、偏差値が
飛びぬけているわけではない。
「教科書のすべてをマンツーマンで教えてもらえるなら
東大に入れるでしょ」とある先生に言ったことがある。
クラス数が少なければ少ないほど、ついていけない生徒
に合わせるので勉強が遅れるそうだ。沖縄は人口比例に
見て、全国で一番、塾の数が多い。沖縄をこの国の縮小
としてみるなら、国の未来を支えているのは塾だと
言われても仕方がない。出来ない子供が塾へ行くもの
だと思っていたが、出来すぎる子が塾へかようことが
多いということにも不自然な気がする。
宮古島でも、あちこち塾の看板が目につく。こんな
小さい島によくもまぁ、これだけ塾が存在するものだ。
腕の良い大工の棟梁や有名な画家が子供の頃に勉強が
出来たとは限らない、アインシュタインもエジソンも
学校では良い成績ではなかったそうだ。本土から移住
してきた人が、どんな仕事についているのか調べていた
意外と塾の先生をしている人が多かった。
私は塾=遊びの時間が無くなる、と言う方程式が
心の中に根付いていて、塾という単語に拒否感を
感じてしまう。
最新の画像もっと見る
最近の「宮古島」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事