季節ハズレの台風があった。
930hPaという気圧を見たときは驚いた。
この時期に沖縄近海での台風は30年以上ぶりだそうだ。
台風発生から発達状況、進路を常に注意していた。
季節ハズレの台風が気になるのは、海関係ばかりではない、
暦の寒露も過ぎて台風の影がなくなれば農業も植え付けを始める。
植物は植え付け後が一番弱く大雨や風の影響を受けやすい。
ちょうど今の時期、カボチャの植え付けが終わったばかりだそうだ。
本土ではカボチャの収穫出荷は6月頃であるが、沖縄は温暖な気候なので
10月の台風の時期が終わった頃に植え付けを始める。
そして12月頃に花が咲き受粉してから約40〜45日、
2月頃には収穫して出荷される。
最近ではハロウィン用のカボチャを作っているところもあるそうだ。
ハロウィンには欠かせないカボチャのお化け「ジャック・オーランタン」
最近は宮古島でも派手にハロウィン飾り付けが見られる。
ジャック、オーランタンは直訳すると「ジャックのランタン」
怠け者ジャックは、得意の嘘で悪魔を騙して、天寿を全うしたが、
死後に天国にも地獄にもいけなくなって、この世とあの世を
さまようという話し。そんなカボチャの話しよりカボチャの成長と
出来が気になる農業をしている友達。
台風の心配をしているのは海ばかりではなく農業の人も
大変だということを知った。