残念ながら、宮古島には、本土のように太い竹やぶはない。
隣の石垣島では、家の裏手に竹が伸びているのをよく見かける。
昔はこの宮古島にも竹やぶがあったそうだ。
石垣島では、竹は根が強いので、津波が襲ってきたときに
しがみつくのだと言われている。
明和の大津波で生き延びた人々の教訓を継承した風土であったと思う。
そういえば、祖母も地震が来たら竹藪が安全だと言っていた。
家の裏手はジャングルのようになっているので、機会があれば竹を
植えてみようかなと思っている。
竹は種類によって大きく違い、その寿命は2~3年から100年だそうだ。
ある本によると、竹の花が咲くのは100年に一度と書かれて
あるものもある。花が咲いた後は枯れてその寿命を終えて
しまうらしい。植えたところで、竹の花を見る事は出来ないだろう。
