一年以上も前からだれも住む人のいなくなった主人の実家
とうとう解体することが決まった
少し寂しい気もするけれど、仕方がないわね
築60年近いのですもの
庭も荒れて草が茫々としている
それでも、シャクヤクが蕾を沢山つけて
何時でも咲けるわよ待っている
スズランは、「もう皆さんに見られたくないわ」と言う感じで
色あせてイチイの木の根元で、ひっそりとしている
他にも、アスパラはもう、木のようになってしまっている
あの花もこの花もと見ていると、「あっ」と思った
「バイカウツギ」が、清楚な姿で2本
この花は義母が殊の外、好きな花だった
私もとてもとても好きな花ですが、なんとなく名前が
姿と一致しないと感じていましたが
今、ネットで検索して「梅花空木」と書くという事が分かり
何となく納得してますます好きになりました
姿は細身ですが根ごとは無理なので、スマホで検索してみると
「挿し木」で増やせることが分かり、数本折ってきました
でも、その梅の花の形に似て、真っ白な可愛い花は愛らしすぎて
直ぐには土に入れることが出来ない
大きな花瓶を持ち出してきて、何も考えないで投げ入れる
挿し木の枝は改めて、取りに行くことにしましょう
シャクヤクもオレンジ色のポピーも、名前のわからない紫の花も
我が家の庭に引っ越しをすることにしましょう