今日はArt Mix Japan。1月の先行予約から楽しみにしていました、「真言宗豊山派総本山長谷寺」の「豊山声明」。
パンフの説明によると、声明は9世紀初めに弘法大師空海が中国あら伝えた宗教音楽で、今日の「大般若転読会」は、読む、語る、歌うで構成された豊山称名の代表的なもの。最初のパンフには、「ゴスペル」という説明も。うん、わかりやすいかもね。
パイプオルガンがあるりゅーとぴあコンサートホールに、赤い絨毯が敷かれ、仏具があるだけ。
ありがたいことに、最初に5分ほど説明がありました。で、法螺貝のいろんな音色がなり、お経がスタート。総勢11名。
普段は、後ろからしか見えない所、お坊さん方がこっちを向いて唱えているのが不思議。一挙手一投足に目が行きます。ベテランと思われる方の所作は美しく、微動だにしない。きちっとなっている。
お数珠を数えるようにしたり、持ち方とか、浄土真宗とは違う。
塗香しているとこ初めて見たし、散華のたびに徐々にじわじわ良い香りがしてくる。
この豊山声明の見所は、何段にも積み上げたお教本(?)を広げていく所。すごい声が大きくなって盛り上がる。
それぞれでタイミングが違うんだけど、その後、ユニゾンになった途端、それがまた美しい。
浄土真宗で育ったので、真言宗のお経を聞くことはなくてとっても興味深かったです。
びっくりしたのが、AMJの3番人気だということ。めちゃくちゃ混んでいたよ。
とにかく人の列!
あ、ちなみにりゅーとぴあまでは歩いてきたんだけど、あったかかったからお花見日和。でも、楽しむ間も無く歯医者さんへ行かねばなりません.....
でも、明日も声明公演観るんだ。