(大井発電所を築いた福沢桃介と貞奴の恋をオペラ化 11月17日上演)
11月に入り、漸く秋が来たと思っていると、フイリッピンのレイテ島に
900mbを下回る巨大台風が上陸して、瞬間時速90kmの強風と
4mを超える高潮が襲い、タクロバンは全集落が壊滅的被害を受けた。
この30号台風が大陸へ向かうと、今度は日本にロシアから
強烈な寒気を持った高気圧がが南下して、東北・北海道に
大雪を運んできました。富士山は麓まで真っ白になりました。
気候変動枠組み条約ワルシャワ会議(COP19)で
フイリッピン政府代表は「この気候変動は狂気だ。
この狂気を止めよう。」と涙をこらえて演説しました。
温暖化の被害を食い止めるためには、
2050年までに温暖化効果ガスを半減させる必要があります。
そのために先進国は、3年前のCOP16で20年までに
90年比25~40%削減することで合意しています。
京都議定書に代わる新たな削減ルールは
15年のパリ会議で決めることになっています。
しかし、日本は原発を動かせないとして、
20年目標を05年比3.8%。90年比では
3.1%の増加になる案を提示しています。
国内の原発52基は、膨大な資金と国民の協力で
作り上げてきた資産です。
この資産は、危険を孕んでいるかもしれません。
しかし、使わないで放置していても、危険はなくなりません。
衆知を集めて危険を防止する方策を執りながら、
資産は利用して少しでもCO2を減らさなければ、
日本の温暖化による深刻な被害は、無くならないと思います。
蘇生
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