私は3月1日に八十路を迎え、貧乏と平穏無事な人生を懐かしく振り返っています。

私は生まれたとき育った土地と建物を戦時中飛行機場に接収され、4歳では父を戦闘機で、15歳には母を肺結核で亡くしました。

美しい地球上で、町を壊し人を理由なく殺して、楽しい生活を望めますか。

2015年02月06日 | 混迷の国際情勢

 

大垣宝光院はだか祭

 私はスペースシャトルから眺めた青い小さな地球に、世界遺産に認定された美しい自然が沢山あって、テレビでその姿を見るのがとても好きです。その自然は静かに造られたのではなく、地球の大規模な地殻変動や異常気象現象により、美しい風景を形作られました。

 人間は、多くの動物や、生物の中で、人は弱かったので共同により命を守って来ました。人は動物や道具を使ってより強固になると、今度は人同士が争うようになりなした。最初は、生活の中での争いでしたが、道具を使うようになると、船や車、遂には飛行機を使い戦争を始めます。

 国同士の戦争の歴史は、人類の歴史から見ると、ローマ帝国以降としても2000年経過して、世界を2分する戦争は無くなり、国土拡張争いは終結しました。

 人口の膨張とネットで世界は繋がるグローバル時代に入って宗教、民族間の争いに加えて、戦力的大国である欧米が、一方的で身勝手な介入によって力の政策を採った結果、例えば、町を追われたイスラム主義者は、民心の荒廃が過激な暴力より、欧米に報復の応酬に立ち上がりました。

 今回の日本人二人の尊い命は、親族の悲嘆は察するにあまりあります。どう見ても、安倍総理のヨルダンと協力支援するとした挑戦的なスピーチがイスラム国を刺激するに十分でした。

 中東の親日感情は、今回の安倍総理のスピーチで強まったとは見ていません。心配なのは今回の人質事件で日本において反イスラム感情が出てくることです。恐怖や不安が出てくると、テロリストの思う壺です。

 対テロ戦争を掲げる欧米には組せず、一線を引き、徹底的に対決するのでなく、じっくりと交渉を進め、中東について理解し、困難に向き合い、寄り添っていきたいと思います。武器輸出をするのでなく民主主義国・平和国家を通しましょう。中東では安倍総理の積極的平和主義を採るのは危険だと思います。

 中東では、対決よりも「義理と人情」で交流しましょう。

 蘇生

 



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