後日、この話を近所の小学校4年生の子供がいる人に話すと、今は小学校の校庭で雪遊びは禁止されていると聞いて、ショックでした。
子供の頃、雪が積もると校庭で夢中になって素手で雪遊びをして、教室に戻ってストーブに手をかざせば、温まるにつれジンジンして痛くなったことを覚えています。
次回から、手袋をして遊ばないと大変なことになると学習したものです。
それが雪遊び禁止だとどうなるのか、最近の子供たちは雪で遊ぶ楽しさや大変さも体験することが出来ない環境にいるのです。
これが後々、どうなってゆくのか想像しただけで、背筋が寒くなってきました。
楽しさも大変さも実体験できない子供たちが大学生になったとしたら、屁理屈だらけの大学生が増えるようで心配です。
最近の小学生は、とにかくゲームに夢中と言っても過言ではないと言えます。
私の住むマンションのエントランスでも、気づくと子供たち5、6人が無言でゲームに夢中です。
小学生の子供を持つ親に聞くと、公園で遊んできなさいと言っても、缶けりや鬼ごっこをするわけではなく、公園でもベンチに座ってゲームをしているという話を聞きました。
なんだか、私の子供の頃とは大きく違った環境になっているようです。
きっと、雪の日もゲームで遊んでいたと思います。とにかく、汗をかかずに育ってきた子供たちが大学に入学して、社会人になるのです。
とてもじゃないが、大学改革実行プランに謳われている「生涯学び続け、主体的に考え、行動できる人材」・「グローバル社会で活躍する人材、イノベーションを創出する人材」などが育つ環境ではないと言えるのではないでしょうか。
大学生になったからできるのではなく、高校を卒業するまでに実体験させておくことも必要です。
入学前教育に力を入れていますとか、入学してからアクティブラーニングだPBLだと騒いでも遅い気がします。
以下は補足説明です。
ムリだ!ダメだ!とあきらめているわけではありません。
これをどうにかしたくて、現在、暗中模索中です。
糸口は見えています。
小さな短大でも出来ること
見せますよぉ!!