おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

鳥さん、虫さん、野の花。朝焼け、夕日、月の光。世界は、愛おしい者たち、美しい時で満ち溢れている。

ワン!と鳴くカエル、タゴガエル?

2022年04月06日 11時56分05秒 | その他生き物たち
先週金曜日、
大きな山桜に逢いに行った折、
林道の行き止まりで、
さて、どちらに行くべきか?と、
少々悩んでしまった。

だって、こんなんですもん・・・



どう考えても、この先は無理・・・



途中の看板を見落としたのだろうから、
戻ってみるか・・・
そんなことを考えていると、
沢の方から、犬の鳴き声が聞こえた。
ワン!と・・・

え!?
こんな所に、犬?

でも、すぐに思い出した。
犬のように鳴くカエルがいるって・・・
以前、テレビで見たんだった。

スマホで、その声を拾ってみた。
どちらも、30秒ほどの短い動画。

グェ~グェ~、ゲェ~コゲェコは、
いかにもカエルらしい鳴き声だけれど、
終わり近くを、良く聞いていて頂きたい。
割とはっきり「ワン!」と入っているはず。

タゴガエル?①

タゴガエル?①

写真を送ります

YouTube

 
タゴガエル?②

タゴガエル?②

写真を送ります

YouTube

 

この声の主が「ワン!」と鳴くカエル、
タゴガエルだろうと思う、たぶん・・・
残念ながら、姿は見てないので、
推測でしかないけれど・・・



タゴガエルは、
アカガエル科のカエルで、日本固有種。
本州、四国、九州の山地や、
森林内の渓流付近に生息し、
体長3~4センチ。
九州地方では2~4月に繁殖期を迎え、
鳴き声はオスがメスを呼ぶ求愛行動とされる。



🐸 🐸 🐸 🐸 🐸 🐸 🐸 🐸 🐸 🐸 🐸 🐸



翌日、土曜日、
里山で虫さん探索をしている時、
私の車の横にいたカエルさん発見!


見たことないカエル!


ここは、前日と同じ場所ではないけれど、
もしかして、もしかして、
このカエルが、タゴガエル


そう思って、追いかけ回した(笑)


なにぶんカエルに関する知識がないもんで・・・


でも帰宅して調べてみたら、
ニホンアマガエルのようだ。
そう、ごく一般に見られるアマガエル
彼らは、その居場所によって、
体表の色を変化させることが出来るらしい。

ちょっと・・・ね、
なぁ~んだアマガエルか、とガッカリ・・・








霧の中での朝活は、後味の悪いものに・・・

2022年03月24日 11時22分15秒 | その他生き物たち
今朝は、いつもより50分程早く家を出て、
ルンルン気分で林道の入口に向かった。
ゆっくり朝活出来る~!と・・・



なのに、たどり着いた林道の入口は霧の中。


朝陽は真っ白で、空気も冷たい。

あ~、これじゃあ虫さんたち、
まだ出て来ないな~と、少しガッカリ・・・
案の定、蝶も、蜂も、アブも、
誰一人として姿を見せない。
もう少し霧が晴れて、陽が射せば、
活動始めるのだろうけれど・・・

仕方がないので、林道を歩いてみた。
ヒンヤリを通り越して、寒い!
しばらく歩いたところで、
目の前を鹿が横切った!
この辺りに鹿がいるのは知っていたから、
そう驚くことでもない。
カメラを構えたけれど、
あっという間に林の中に消えてしまった。

林道を、更に先へ進んだら、
林の中に動くものの気配が・・・



霧でぼんやりとしていたけれど、
鹿がいるのが見えた。


さっき目の前を横切った鹿とは別のはず。
2頭連れ立っていたんだと思う。

こんなチャンスは滅多にないんだから、
「お願い、逃げないで~」と願いつつ、
少し近づいてみた。


あ、逃げちゃう!と思ったけれど・・・


えっ!? どうした?
脚に、何か絡まってる?



ジタバタするけれど、外れない。


もしかして・・・ 
罠にかかっているのか?



木の蔓や根っこではない、人工的なモノ・・・
間違いなく、人間の仕業。


この辺りの畑には電気柵が設置されている。
鹿が駆除の対象であることは、
ちゃんと頭では分かっている。
でも一瞬、外してやりたい!と思った。


だけど、どう考えても無理・・・
まず、そこへ近づけない。
近づけたとしても、
50kg以上はありそうな大きな鹿。
暴れられたら、ひとたまりもない。
オバサンひとりで、
どうにか出来る代物ではない。
それに、鹿の捕獲自体は、
違法なことをしているわけじゃないはず。



ごめんね、ごめんね・・・
私には、何もしてあげられない。
君たちが悪いわけじゃないのに、
ごめんね・・・




今朝の朝活は、
なんとも後味の悪いものになってしまった。







土手に、タヌキ~!

2022年03月21日 16時06分05秒 | その他生き物たち
いつもの川沿いの散歩道、
今日は下流の方から歩き始めた。
下流の方の対岸は桜並木になっているので、
その開花具合の確認を兼ねて・・・


チラホラと咲いている樹もあるけれど、
まだまだだね。
今週末ぐらいからが見頃かな?

・・・と、対岸の桜の樹を眺めていたら、
土手で何かが動いた!
モフモフとした茶色い物体。
猫か?

慌ててカメラを向けた。




えっ!?


タヌキ~!?


間違いなく、タヌキだよね~!


ここには、山も畑も田んぼもない。
すぐそばには、片側3車線の幹線道路。
こんな所に、タヌキが住み着いているとは・・・


上流の方には、少し田んぼはあるけどね~。
それとも、川さえあればいいのかな?


他には、いないのかな?
この1匹だけ?


ウツラウツラし始めて・・・


とうとう寝ちゃった。

ここには、
このタヌキの外敵となる生物はいない。
いるとしたら、それはヒト科、
そして、車ぐらいか・・・

畑がないぶん、苦情も出ないだろうから、
のんびり暮らして欲しいな。







謎の生物は・・・ ハクビシン!? ★追記・ホンドタヌキですと~!★

2021年02月08日 10時51分54秒 | その他生き物たち
ちょっと郊外へ行ってみた。
年に数回訪れる、お気に入りの場所。



畑の中を横切り、
民家の方へ向かう生き物がいた。
猫?
いや、違うな~、タヌキか~?
でも、タヌキって夜行性よね~。





なんか、ちょっと、不気味な生き物。





タヌキっぽいけどな~。





ちょうどそこへ、地元のおじちゃんが・・・
おじちゃんの話によると、
ハクビシンだと・・・
2匹がこの辺りをウロついていたけれど、
数日前、1匹が死んでいたらしい。
この残った1匹も、皮膚病みたいだ、と・・・





こんな、福岡市の近郊にも、
ハクビシンがいるんだ~!と、
ちょっとビックリ。




追 記

この生物は、ホンドタヌキだと、
ある方が教えて下さった。
わざわざ『本土』と付くのは、
別の種類のタヌキがいるのか?
と思って調べたら、
日本に住んでいるのは、
ホンドタヌキと、エゾ(蝦夷)タヌキらしい。
と、言うことは・・・
ふつ~のタヌキってことね(笑)

地元のおじちゃんの話では、
ハクビシンだったんだけどな~。
おじちゃんの話、
もう少し詳しく書くと・・・

数日前、このおじちゃんの家の近くで、
得体の知れない動物が死んでいたので、
町役場へ連絡して、
回収に来てもらったらしい。
で、その時集まった人たちの間で、
何だろう?となり、
タヌキじゃないよな~、
ハクビシンじゃないか~?
との結論に至った、と・・・

その死んでいたタヌキも、
私が撮ったタヌキ同様、
首から下、ほぼ全身脱毛していたらしい。

Wikipedia によると・・・
  疥癬に罹患する本亜種は多い。
  疥癬は重篤化すると
  細菌の二次感染を招き、
  また体毛が全身が脱毛するために
  体温維持が困難となり、
  冬季に死に至る。
  疥癬の伝染により
  地域個体群が絶滅したと
  考えられる地域もある。