おばVAN日記帳 ~明日は誰に逢えるかな?~

★ 星めぐりの歌 ★




ずいぶん前に、
高倉健さんの映画「あなたへ」を、
DVDを借りて観た。
その中で、
田中裕子さんが口ずさんでいた歌。
初めて聞いた歌だった。
調べてみたら、
宮沢賢治の作詞作曲の、
「星めぐりの歌」だった。


先日「銀河鉄道の父」を観たら、
その中でも歌われていて、
田中裕子さんの、
優しい歌声で聞きたくなり、
YouTubeから引っ張って来た。


2020年東京オリンピックの閉会式で、
大竹しのぶさんが歌ったらしいけれど、
閉会式、見てない。(笑)
  
  

   ~星めぐりの歌~
      作詞・作曲:宮沢賢治
   
   あかいめだまの さそり 
   ひろげた鷲の  つばさ 
   あをいめだまの 小いぬ、
   ひかりのへびの とぐろ。
   オリオンは高く うたひ
   つゆとしもとを おとす、
   アンドロメダの くもは
   さかなのくちの かたち。
   大ぐまのあしを きたに 
   五つのばした  ところ。
   小熊のひたいの うへは 
   そらのめぐりの めあて。




蠍の赤い目玉は、
さそり座の一等星アンタレス。
目玉と言うより心臓。

わし座の一等星はアルタイルで、
夏の大三角を作る星の一つ。
日本では彦星と呼ばれる星。

子犬の青い目玉は、
こいぬ座の一等星のプロキオン?
おおいぬ座の一等星のシリウス?
シリウスの方が目立ってるけど・・・

へび座は、
へびつかい座に絡みついてる。
でも、とぐろは巻いていないので、
りゅう座かも?の説あり。

オリオン座が良く見えるのは、
露や霜が降りる季節。
子供の頃、1番最初に覚えた星座。

今はアンドロメダ銀河と呼ぶらしいが、
私にはアンドロメダ星雲の方が、
耳なじみがいい。

おおぐま座の足と言うか、
腰から尻尾部分が北斗七星で、
こぐま座のひたいではなく、
尻尾の先っちょが、
「空の巡りの目当」の北極星。

諸説あるけど、
宮沢賢治本人に聞いてみないと、
本当のところは分からないよね。



車中泊とかしてて、
満天の星空を眺めていると、
ついつい口ずさんでしまう。
宮沢賢治も、
この同じ星たちを眺めていたんだな~、
なんて想いながら・・・



 



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