近所の川辺の土手道。
両脇の草がずいぶん茂って来た。
ここは除草などのための作業車が、
たま~にしか通らないけれど、
それでも一応轍が出来ている。
その轍に取り残された中央部分・・・
なんか、いた!
シルビアシジミだったらいいな~?と、
そ~っと近づく。
シルビアシジミだった。
それも、カップル。
絶滅危惧種のシルビアシジミが、
こんなにも身近で命を繋いでいる。
産卵シーンは既に目撃していたけれど、
カップルを目にしたのは初めて。
ちょっと、感動。
飛び立った女の子が、
土手道の脇の草むらへ・・・
えっ!?
そんな交尾直後に産卵するものなの?
彼女が去った直後、
卵がないか?と探して見たけれど、
見当たらなかった。
私が見つけることが出来なかったのか?
それとも、産卵ポーズだけで、
実際には産卵はしなかったのか?
謎。
男の子が飛んでいたのを追っかけた。
なかなか止まってくれない。
やっと止まってくれたけれど・・・
表翅を見せてはくれなかった。
女の子も、花止まり。
土手道の花はかなり少なくなっている。
猛暑続きのせいか?
このシルビアシジミの幼虫の食草は、
ミヤコグサが有名だけれど、
ここにはミヤコグサはなく、
ウマゴヤシなどに頼っているようだ。
枯れることなく、
彼らの命を育んでくれることを切に願う。
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シジミ嬢、紛らわしい~ (^^;
おばちゃん、試されてたり?
この鬼暑い中、虫達がんばってるねー
おばちゃん、水分と塩っけ取ってる?
熱中症になるなよ!
昔よく見かけたシジミ蝶とは、
ヤマトシジミだったのではありませんか?
このシルビアシジミと、ヤマトシジミはとてもよく似ています。
裏翅の黒点の並びが違う、とか、黒点が無い、等の違いです。
肉眼で見分けるとしたら、
かなり至近距離からじゃないと無理です。
これからは注意して見て、
ぜひシルビアシジミ発見してくださいませ!
炎天下の土手道、日陰がなくて大変です。
ただ歩くだけならまだしも、
立ったり、しゃがみ込んだりの繰り返しで、
立ち眩みがします。
1時間が限界です。
もう、お目当ての子だけに絞って、
さっさと退散することにしてます。