九大の森に、ミゾソバの咲く一角がある。
今年はもう遅かったのだろう。
チラホラとしか咲いていなかった。
そこへ、ちっちゃな地味~な、
セセリ蝶かな?って感じの虫さんが・・・
写真を撮って、よく見てみたら、
テングチョウだった。
表翅にはオレンジ色の紋が入っていて、
そこそこ綺麗な蝶なんだけどね~(笑)
高い樹の上に飛んで行って、
そのオレンジ色は、
最後まで見せてくれなかった。
薄暗い森の中で、
黒っぽい蝶に出逢った。
暗くて、何が何だか分かんないね~。
一瞬、幹から離れた。
チラッと見える先端のオレンジ色、
そしてこの翅の形、
たぶんクロコノマチョウだろう。
もう少し撮らせて欲しかったけれど、
森の奥に姿を隠してしまった。
待っても良かった。
時間はゆっくりあるんだから・・・
でも、クロコノマチョウと、
入れ替わりにやって来たのは、
悪名高きスズメバチ。
クロコノマチョウもスズメバチも、
樹液酒場の常連さんだもんね。
仕方ないな~と、退散。
今まで、仕事やサッカーで福岡には結構行ってたんですが、そこまで足をのばせなかったんですよねえ。
ん~、どうなんでしょう?
私のような、虫好き、鳥好きにはいい場所ですが・・・
九大の森は、ラクウショウと言う樹が水辺にあって、
その辺りの風景が幻想的で、
インスタ映えすると有名になりました。
おかげで、それだけを見るための観光客がたくさん押しかけ、
柵を乗り越える人、騒ぐ人、
はたまたBBQだなんて非常識な人まで現れ、
一時は閉鎖も検討されたほどです。
また、水が少ない時には、全く絵にならないし、
先日行った時には、樹の幹に赤いテープが巻かれていました。
写真映えしないように、わざとかな~?