ナガサキアゲハの子供たちも、
いよいよ本日で最終回。
ちょっと想定外の出来事もあったけれど、
あとは、春を待つばかり・・・
だと、いいんだけどね~。
本日も青芋虫&蛹100%です。
お嫌いな方は、至急退避願います。
5号新ちゃんよりも、
2日遅れで終齢幼虫になった4号チビ。
なのに、新ちゃんよりも早く、
蛹化の兆しを見せ始めた。
11月29日、
まだ、終齢になって6日目のことだった。
早過ぎじゃないか?
チビ、早過ぎじゃない?とは思うものの、
本人が蛹になろうってのを、
私に止められる訳もないので、
ともかく、蛹化用の飼育ケースへ移した。
この時点では、
新ちゃんはまだ葉っぱの上で食事をしていた。
蛹化用の飼育ケースに移した翌日、
チビはガラス瓶に貼りついたまんま。
そのフォルムは前蛹ぽっくなっていた。
割り箸やダンボールに移動することなく、
そこで蛹になる気?
まあ、そこが好きなら、
そのまんま、そこでいいけどね。
この時は、まだそんな風に思っていた。
5頭もいるんだもん、
1頭ぐらい変わった子もいるだろ~と・・・
12月3日、新ちゃんにも蛹化の気配が・・・
新ちゃん、終齢幼虫になって12日目。
割り箸で、蛹になる気?
一方、ガラス瓶に貼りついたまんまのチビ、
もうこの状態で4日目。
少量づつの体液の排出が止まらず、
一向に糸掛けを始めない。
さすがに、これはおかしいと思い始めた。
12月4日、新ちゃん、段ボールへ。
この日は土曜日だったので、
ちょくちょく様子を見ていたけれど、
見る度に、上向いていたり、下向いていたり。
そして、チビは、益々具合が悪そうに・・・
微かに動いてはいるのだけれど・・・
体液の排出が止まらず、
脱水症状を起こしてしまったのか?
私には、どうしようもない。
ただ見守るだけしか、出来ない。
12日5日、新ちゃんは前蛹になった。
チビは・・・?
ガラス瓶には貼り付いているけれど、
もう、息絶えているのかも・・・
でも、それを無理矢理引っぺがすのも、
なんか可哀想で、
ポテッと落っこちるまでは、
死亡宣告したくなかった。
6日も、そのまんま・・・
7日の朝、はがれ落ちた。
どうしてこんなことになったのかは、
私には分からない。
5頭みんな揃って蛹になって、
春を待つものとばかり思っていた。
チビ、終齢幼虫になるの、
新入りの新ちゃんに先越されたのが、
悔しかったのかな~?
だから、蛹には自分が先になる!って・・・
まだ十分用意出来ていないのに、
無理して蛹になろうとして、
失敗しちゃったんじゃないかな~?
そんな、しょうもないことを、
ツラツラ考えてしまう。
チビの亡骸は、
この子が生まれた夏ミカンの樹の近くに、
その日のうちに埋めた。
12月8日の朝、
新ちゃん、真夜中に脱皮して蛹になっていた。
1号先輩を保護したのが11月8日のこと。
それからちょうど1ヶ月で、
最後の5号新ちゃんの蛹化が完了。
あっと言う間の1ヶ月だったな~。
チビは蛹になれず可哀想だったけれど、
5頭中4頭、ちゃんと蛹になれた。
とりあえず、良かったと思うしかない。
あとは、黒い大きな蝶になるのを夢見て、
春までちゃんと寝ててくれることを、
祈るだけ・・・
何度見ても感心してしまいます。
チビちゃんはかわいそうでしたけど、天敵に襲われるとかじゃなくても死んでしまうことがあるのですね。
やはり自然淘汰ということなのでしょうか。
ほかの子達は、絶対元気に羽化してほしいです。
春が来るのが楽しみです!
(コメントしたつもりがまたやってしまいました。懲りないヤツですw。)
とりあえず、年内の仕事は終了って感じで、
ほっとしております。
チビだけは残念なことでしたが、
秋のコスズメの幼虫の時の、
寄生蜂にやられた一件もそうですが、
全部が全部、上手く行くなんてあり得ないんだな~と、
つくづく思い知らされました。
春の羽化も、ちょっと怖いな~と・・・