表題の「FIRE POWER 2013 in FUJI」って何だか分かりますか?
今日は4時起き。しかも私としては異例中の異例?で御殿場を目指しました。
御殿場に着いたのが7時23分。
そこからシャトルバスが出ていますが、そこは既に長蛇の列。。。
そうまでして出掛けたのは陸上自衛隊東富士演習場。
陸上自衛隊最大のイベント「富士総合火力演習」でした。
以前からこのイベントのことは聞いたことは有りましたが、行く機会が有りませんでした。
が今回ひょんな事からトントン拍子で話が進み。。。
御殿場のシャトルバスの余りの混雑ぶりに、タクって。8時過ぎには会場入りしたにも関わらず凄い人でした。
こんなに人は居るのに、これでも葉書の抽選倍率は15倍。同webは20倍。東京マラソンどころじゃない超人気イベントです。
10時から始まったイベントは前段、後段に分割され2時間の非常に中身の濃い物でした。
このイベントは陸上自衛隊のイベントだと思っていましたが、実は海自、空自も参加する名前のとおり自衛隊全体の総合力を納税者である国民に披露する。そんなイベントでした。
写真は昨年3月にここ富士に配備された、最新鋭10(ひとまる)式戦車ですが先行部隊が収集した情報を無線LANで全体の10式戦車で共有する事が出来ると言う最先端、世界トップクラスの戦車だそうです。
特に凄いと思ったのが、移動(直進だけじゃなく、スラローム、後退)しながら正確に標的に着弾させる技術です。路面に影響され車体がどんなに揺れようが、砲身は目的を自動追尾する制御が行われているようです。
もう、人が乗らなくても勝手に武器が攻撃してくるなんて時代が目の前に迫っているのは間違い無いでしょう。
最新兵器は確かに素晴らしい技術でしたが、大量殺戮兵器でもあります。冷静に考えると背筋の凍る想いをしたのも隠さざる事実でした。