ポルシェライフ

幼い時から911に魅せられ早ウン十年。今911を中心に動き続ける日々を綴ります。

ベストカーMICHELIN タイヤ体感試乗会

2013-08-05 00:13:12 | 日記

先月、飯田裕子さんがFacebookで紹介していたタイヤ試乗会に出掛けてきました。

正直鈴鹿の翌週で疲れも残っていたのと、会場が福島県いわき市(驚)と言うこともあり躊躇しましたが、タイヤ体感の言葉に引かれ出かける事に。。。

かなりの距離ですが、今回のお供はレクサスHS250Hで。我がC36 AMGや964はせいぜい8km/Lですが、このHVはどの位走るのでしょうか?低燃費に挑戦???。

今回の目的地は彼の「曙ブレーキ」のテストコース。ナビに因れば目的地までの距離は232km。ルートは首都高~常磐道いわき中央です。

集合時間が8時30分~9時と早いので5時起きで出掛けましたが前週の鈴鹿の疲れが尾を引いて眠かったです(笑)

会場に着くと参加者30名ほどが時既に遅しと勢揃いしていました。

会場脇には、今回私が一番気になっているゴルフ7が。。。どんな走りをするんでしょう。

オリエンテーションで一日のスケジュール、注意事項の周知が有り、いよいよ体感試乗会の始まりです。

コースの説明と記念撮影でコースイン。

今回は使いませんが高速集回路のバンクは下から見るとこんな感じ。まるで垂直壁です。。。

そして、今回の試乗車と一緒に記念撮影

今回はベストカーの9月10日26日号で紹介される他、レスポンスも取材してました。

記念撮影を終え、参加者は試乗車に分乗して体感テスト会場に。

運良く?関心が有った新型アテンザのステアリングを握りました。

とは言え、この時は移動だけ。この程度では分かりませんね車がどうかなんて。

最初に用意されていたのがこの2台。

トヨタ マークX。

インストラクターの齋藤聡氏のデモ走行の後、各々参加者がテストします。

 

シルバーにはPrimacy3 

 

ブラックにはPrimacyLC

が装着されています。

この2台で、タイルに散水して低μ路(0.3μ雪上)スラロームでの挙動、入力を確認。

その後、70km/hから散水路(0.7μ)急制動、障害物回避でした。

要するに、低燃費高性能タイヤの新旧比較ですね。

正直、見た目も新型のPrimacy3の方が剛性感が高そうですが、試乗した感想も正にその通り。

明らかにPrimacy3のパフォーマンスが光っていました。

ノーズの入り、ブレークする限界点の挙動、私の好みはPrimacy3ですがこれは好みの問題かも知れませんコンフォートの観点から柔らかい乗り味とマイルドな挙動変化を考慮すればPrimacyLCを選ぶのも有りだと思いました。

正直、新旧比較でこんなに違うとは驚きでした。車もそうですが、タイヤを選ぶのもこんな機会が有ると良いですね。

特に私のカレラ2の様にサイズの選択肢が無くなりつつある物は尚更。PilotSportCupの後はPS2しか選べないのは痛いです。

続いてコースを移動してウエット旋回体験です。

進入速度50km/hを一回、続けて55km/hを二回。計3回試すと言う物です。

飯田裕子さん登場です。

このコースでのテスト車両は、この2台。

ゴルフ7。前回のテスト同様PrimacyLCに乗った後にPrimacy3を試します。

使用するコースはこれです。わざわざ散水車で人手を使って放水していました。

本来なら、この曙ブレーキには雑誌取材等でも有名な専用の旋回路が有りそこを使用すべきところですが、東日本大震災の影響でガタガタに。

ここがそれですが、ご覧のとおり散水するとガタガタのコースは池のようになります。

これじゃテストには使えませんねぇ~。残念ですが。

そう考えると、高速周回路は修理したんでしょうね?ツインリンクもてぎのオーバルですら未だコースとしては使用不可の筈ですから頑張って直したんですねここ。

そう言えば、常磐道もいわきに近付くにつれ、道路が大きく波打っているのが分かりました。東北の復興が叫ばれて久しいですが、まだまだ道程は遠いのかも知れません。

 

話が逸れました。

ゴルフ7に装着されたPrimacyLCとPrimacy3の差ですが、やはり先程のマークXと同様個人的にはインフォメーションとしっかり感、滑り出しとコントロール性もPrimacy3が一枚上手との印象で私の好みはこちらでした。タイヤパターンからもブロック剛性がPrimacy3の方が上に思えますが違うかなぁ~。

それはともかく、指示された設定速度より若干高めの60km/h、70km/h程度で進入してみましたが、素直な挙動で安心して乗っていられたのが印象的でした。良いタイヤですねPrimacyシリーズ。

試乗するまでの時間も参加者やインストラクターとの楽しい会話で時の経つのも忘れ、午前の部はあっと言う間に終了。

オリエンテーションを行ったガレージに戻って昼食後、齋藤&飯田両インストラクターのトークショーが開催され両氏の話に耳を傾けタイヤの重要性を再認識しながら終了と同時に、各参加者はそれぞれ午後の部(高速走行体験と剛性と乗り心地)のセッションへ。

私は都合でここで切り上げ帰京しましたが、非常に中身の濃い良い体験ができました。

今回のイベントに参加でき嬉しく思います。誘ってくださった飯田裕子さん並びに関係者の皆様に改めて感謝します。ありがとうございました。