気の広場

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不平の多い人ほど弱い

2010-07-28 17:00:07 | Weblog
「感謝」などというと

  古くさい道徳を持ち出すように思われるかもしれませんね。

しかし
 
これが古くさく見えるというなら

そのように見させる世のなかこそ

  まちがっているのではないでしょうか。



人間の「強さ・弱さ」についていろいろと観察し 考えてみた結果

「不平の多い人ほど弱い」(弱い人ほど不平が多い)
 
  ・・・ と思うようになってきました。


自分の成長過程にかえりみてもそうで ・・・

不平・不満が減ってきたことが とりもなおさず

  精神的に強くなってきたことにほかならない ようです。


「不平のない人 少ない人が強い人」とは

  ・・・ じつに簡明で 深遠な法則です。



不平の反対は 「感謝」です。


であるならば 感謝という徳をもちだすことは 古くさいどころか


不平ゆえに心の弱い人が かくも多い いまの世においては

  ひとつの急務とさえいうべきではないでしょうか?


自由 個人主義 権利の主張 ・・・ などの はきちがえが

  感謝とか「恩」とかの思想を忘却させ

その結果

  不平 不満のたくましく人心にはびこり

そのまた結果

  精神的な拠りどころをもたぬ 心弱きものたちがふえて

ノイローゼ社会(古い用語で申しわけなし)ともいうべき世相を

  つくりだしてしまった

    ・・・ と考えるのが正しい判断なのかもしれません。


周辺にいる精神的にたくましい人たちを よく見てください。

かならずかれらは
 
  不平をもつことが少ない人たちであるはずです。

  (ではありませんか?)


もしあなたが 自分をいちじるしく弱いと自覚されるなら

あなたはまちがいなく

  他人一般よりも不平が多いで人であるはずです。

  (でしょう?)


不平の少ない人が

  強い人 幸福な人 人生をおもしろく生きることができる人。

不平の多い人は

  その逆 です。



たしかに たしかに その通りであるにちがいありません。








出す ・・・ 2.精を出しきる

2010-07-28 05:28:04 | Weblog
「ご精が出ますネ」と挨拶します。

何かあることにイッショケンメイにうちこみ

努力している姿にたいする 賛辞であるともいえます。


精は 精力 精気 精神 精魂 ・・・ などの精で

「まごころ・気力・たましい・生命のもと・神」などの意味も

辞書には載っています。


だから「精を出す」とは 肉体的に励むことはもちろんですが

それ以上に 心をうちこんでやる ことをいっているのでしょう。

つまり 気を出してことにあたる ということです。

それが わが身の健康にもプラスする というのです。


努力なき身に健康なし ・・・ そう解釈することもできますね。


心身の精気を出し惜しんではなりません。

それは けっして尽きるものではないから。

いや 出せば出すほど 生命の奥から 新しいより強力な精気が

  どんどん涌き出てくるものなのだから。


生命力の泉は井戸水に似ています。

掘り井戸の水をぜんぶかいだすと
 
  新しい真清水がコンコンと涌き出てきます。

古い水をかいださなければ 新しい水は湧いてきません。


人の精気も同じことで

  出し惜しんでいては 新しい力は涌き出てきません。

それは自分の生命力に みずからブレーキをかけることで

したがって 健康にもブレーキがかかってしまいます。


「精」を出せば出すほど 心身の健康を高めるわけで

それゆえこれが
 
  有力な「出す」健康法のひとつである といえるのです。


ちょっと気がつきにくい

  それゆえ大切な健康法であるかと思われます。


精を出す対象は 仕事にかぎりません。

いろいろな人間関係 趣味 遊び なにごとでも

  「本気」になってやる ・・・ ということですね。