気の広場

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  日常雑感あれこれ・・・

生きる力 ・・・ 5.ジブンノコトハ ジブンデ

2010-07-31 20:22:31 | Weblog
「自分を律する」ことのできない弱い人は

  「なんとかしてくれんか」と他人に頼みこみます。


こういうのを依存心(依頼心)というのです。


幼児が転んだとき 自分でおきようとしないで

  大人が助けおこしてくれるまで ワーワー泣き続ける

  ・・・ それと同じ態度です

ワガママ 自己中心の最上級でしょうね。


自分でできるかんたんなことを自分でやらないで

  人生が楽しくなる道理などありません。


「自分を律する」ことのできる人が 独立した人格というものです。

  ・・・ そして それが「強い人」なのです。


ジブンノコトハ ジブンデシマショウ
 
  ・・・ 2歳の子どもにもわかることです。

それが本当にできたとき 人間は強いのです。


自分でできないことはしかたない。

背中にお灸をすえるとか 自分で葬式をを出すとか。


しかし しかし

心や行動を律するのは 自分でできることに属するのです。






生きる力 ・・・ 4.自律できない その例

2010-07-31 18:06:38 | Weblog
わるいとわかっていてやめない

やるべしとわかっていてやらない

・・・ これらは 「自分が自分に命令する力が弱い」のです。


命令する自分と それに従うべき自分とが分裂し 対立しているのだ

  ・・・ ともいえますね。

自己支配力が弱いのであり 「自分を律する」ことができないのです。

・・・ こういう人は すなわち弱い人なのです。



日々がおもしろくないのなら おもしろくするよう

  工夫と努力をしたらいいじゃないですか。

・・・ それが 「自分を律する」ことです。


何をしてもおもしろくないのなら

  そのように感じるけしからん心というヤツを

    ・・・ 自分で処理してみたらどうですか?

自分の心を 自分以外のだれが 何が 処理してくれるというのですか?






生きる力 ・・・ 3.自堕落 その例

2010-07-31 13:41:45 | Weblog
「自分にたいして強い(弱い)」とは

具体的にはどういうことなのか? ・・・ 例を出してみましょう。


36歳の女性。夫はひとつ年下。サラリーマン。
 子どもがないせいでもあろうが、「毎日が退屈で、面白くない」という。パートタイムの勤めにも出てみたが「おもしろくない」のでやめた。近所の奥さん連とのつきあいも「おもしろくない」のでなるべく避けている。なにもかもがおもしろくない ・・・ 。
 朝 ご主人を送りだすと もういっぺん布団に入る。そして昼ごろまで 寝そべりながらテレビを見るのだという。

「だんだん自分がダメになってゆきそうです。どうしたらこういう自堕落(じだらく)な生活から抜けだすことができるでしょうか?よい方法があったら教えて下さい」
・・・ とメールで訊いてくるのです。

メールの文章もなかなかととのっています。そういう中年女性がこういってくるのです。


この婦人など

  「自分にたいして弱い」人間の ひとつのきわだったサンプルといえます。


そういう生活が 自堕落でよくないものだということを 自分で知っています。


わかっているいるのなら 自分で改めたらいいじゃないか。

抜け出すのに「よい方法」もヘチマもあるものですか。


朝おきたらすぐに布団をあげ 夫が出かけたら寝そべらないで

  何かをしたらいいのです。

だれもがやっている かんたんきわまる行為なのです。


それができない(じつは「しない」のだが)で

  どうしたらいいかと他人に尋ねてくるのです。


そこのところが じつにどうも ・・・ なのです。





生きる力 ・・・ 2.自分にたいして強い人

2010-07-31 09:49:33 | Weblog
強者とは 「自分にたいして強い人」のことなのです。

それが強いということの本体です。


自分にたいして強くありうる人が ・・・ そういう人だけが ・・・

それの当然の結果として

  他人にたいしても毅然たる姿勢で臨むことができるのです。


すなわち 「自他は一体」であるということです。

自分にたいする心の姿勢と 他人にたいするそれとは

  まったく同一のものなのです。


「他人に弱い」ということは

  じつは 「自分が自分にたいして弱い」ということなのです。

・・・ それが 弱い人の弱さの本体なのですね。



であるのに

「自分が自分にたいして強くない」は反省せず

  そこへ観点がゆくことさもなくて

ただいたずらに「対人的に強くなりたい」とあせります。

  ・・・ そこがおかしいというのです。

  ・・・ 考え方に ひとつの致命的な穴があいているのです。


身辺にも 精神的に強い人 心のシッカリした人は いくらでもいるはず。

  ・・・ よく眺めてみることです。

かれらは例外なく 「自分にたいして強い人」でしょう?


自分の弱さを自覚されるのだったら

あなたはまちがいなく「自分にたいして弱い人」であるはず。

  ・・・ (ではありませんか?)



それゆえ

強くなりたいなら 自分にたいして強くなりなさい

  ・・・ という論理になりますね。

事実 それがすべてなのです。


自分にたいしてさえ強くありうるなら

  すべてにたいして(人にたいしても ことにたいしても)

  ・・・ 強くありうるのです。



おそらくこれは 絶対的な真理にちがいありません。


  ・・・ すくなくとも 私はそう信じています。









 
 

生きる力 ・・・ 1.気が弱い・気が小さい

2010-07-31 08:00:34 | Weblog
「強くなりたい たくましく生きたい」

  ・・・ という願いもつ人は少なくありません。


強いとはむろん 精神的に強いということです。

さらにえば

対人的に強くなりたいということに

  ・・・ その願いの主眼がおかれています。


気が弱い 気が小さいと自覚する人が そういう願いをもちます。

むりもないことで 弱気 小心 臆病であっては
 
この人間関係の複雑な世を

  たくましく 楽しく渡ることはできにくいでしょうね。



求めに応じ 及ばずながら人生相談にのってあげてみて

かれらにひとつの重大な共通点があることに気がつきます。


眼が外にばかりいって

強いとは 「他人にたいして強いこと」だというふうにのみ

  ・・・ 感覚しているのです。


強いとは 「自分が自分にたいして強いこと」だというふうには

  ・・・ ほとんどだれもとらえていないのです。


しかし これではダメなのです。

強くなりたいという願望は いたずらに空想を描いて

  ・・・ カラまわりするだけに終わるにちがいありません。









 

マイナス・コトバを封ずる ・・・ 4.自嘲・不平・暗い

2010-07-31 06:03:29 | Weblog
何かあるマイナスのコトバが 口ぐせになっているかもしれません。


  自嘲のコトバ

  不平のコトバ

  暗いコトバ ・・・ 。


  「こまった」

  「よわった」 なども よく人が口にする ブレーキのコトバです。



なにかひとつ(ひとつだけでいい)

自分がいちばんよく口にするマイナスのコトバを

  口にしないことを誓ってみます。

口にしないはもとより 心に浮かんだだけでも

「あ いけない」と首を振って それをおさえこむようにします。

  ・・・ これを徹底的にやってみます。



たったひとつのコトバでも 完全に封じこむことができたら

  ・・・ たいしたものです!


収穫は小さなものではないはずです。

丹田のあたりに 気がグーンとたまってくるでしょう。

そして 強く 明るく 変わってゆくでしょう。


ブレーキがひとつとれたから そうなってゆくのです。