安藤先生の月刊ブログ 「きらめき」

何気ない毎日に"きらめき"を感じていますか?

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2008年04月01日 | 月刊ブログ
 4月、新入社員が真新しいスーツ姿で街を行き来しています。
晴れて社会人となったまぶしい笑顔が、ちょっと照れ笑いのようにも見えます。
 確実に、太陽は日照時間を長くして、時折冷たい風を吹かせても、暖かな日差しを私たちに注いでくれています。
 昨日から、学校の受付カウンターとコーヒーサーバーのところに、ガラスの器に浮かべた桜の花がおいてあります。
 たぶん誰かが、通学途中の道ばたに落ちている桜を拾って、持ってきてくれたんですね。あわただしくてまだ桜を見ていなかった人たちに、春を届けてくれました。
 
 IBAでも、新入生の入学や進級の時期を迎えています。
 今日は、IBAデュアルシステム長崎校の入学式でした。
 入学式では、厳粛な中、恥ずかしそうに輝いている新入生に出会うことができました。校長は、出席されている保護者の方に、「私たちは、いつもお子様の味方であることを知っていてください。2年間、責任をもってお預かりいたします。」と述べていました。
 広い心をもって、丁寧に誠心誠意対応する姿を見て、私も、新入生を迎える心構えを新たにしました。
 
 誰でも、新しい環境に入るときは、不安と緊張で神経が過敏になったり、体に変調を来したりします。大切なのは、そのことを周りが察してわかってあげられるかどうかということだと思います。
 入学したばかりなのに入社したばかりなのに気持ちがたるんでいると言って社会の厳しさを説くよりも、緊張していたんだね、ゆっくり休んで早くよくなるように、と言ってあげられる心の広さも大切ではないかと思います。一番気にしているのは本人自身ですから。そして、スタートに先立ち一歩出遅れたとき、自分を責めるのではなく、気持ちを切り替えるとともにこの一歩を挽回できるように、本人がその後にがんばればいいんです。
 
 4月には、新しい出会いがたくさんあります。初めて会う人に対して、マイナスのイメージで接するより、肯定的にプラスのイメージで対応することで、柔らかい環境がいち早く整えられるのではないでしょうか。
 不安でいっぱいなのは、自分だけでなく、みな同じなのです。その不安を取り除いてあげられるのは、同じ思いをしている周りにいる私たちです。笑顔であいさつしたり声を掛けたりして、新しい環境で胸をふくらませ自分の夢に向かってスタートする人たちに、気持ちを広く一つにして、迎えてあげたいと思います。
 
 ようこそ、IBAへ!
 ガラスの中の桜とともに、IBAにも春が訪れました。

そして、
私のところにも桜の写真添付のメールが、福岡の卒業生から、今朝、届きました。
 ありがとう!!


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