安藤先生の月刊ブログ 「きらめき」

何気ない毎日に"きらめき"を感じていますか?

1月に・・・

2009年01月05日 | 月刊ブログ
新年明けましておめでとうございます。

 年末から厳しい寒さでしたが、年が明けると、新年を象徴するかのように
快晴で輝くような光が降り注いでいます。
1月という言葉を聞くだけで、なんだか襟を正して新たな気持ちになります。
 
 数字にはそれぞれ与えられた意味があるのかもしれないと思います。
 古代の数学者ピタゴラスによれば「1」は「絶対」を表すそうです。開始・自立・革新・独創性・唯一の存在を意味します。スタートの数字、「1」は、すべての始まりの意味で絶対的なのです。
その意味から言えば、1月は 1年の最初の月。何かと比べるのではなく、1月は基準になる月かもしれません。
 また、逆に、前年とは違う何かに変わりたい月、革新の月。これまでの自分から変われる月、新しい何かに挑戦をする月、新しい自分を作り出す月でもあります。
・・そんなことを感じさせてくれます。

 それでは、「2」という数字はというと、絶対の対義語の、二つの関係性を持つ「相対」を表すそうです。さらに、協調・親愛・知恵・受容性を意味します。1番目に次ぐ数字「2」は、一人より二人の、協調・親愛の数字だということですね。
 
 新しいことを始めるとき、それを理解してくれる人がいて、また、何かに挑戦するとき、それを応援してくれる人がいれば、「1」よりも成長した「2」の自分になれるのかもしれません。
 古代の数学者が、それぞれの数字の意味を定義づけたその中に、現代の私たちが日々の中で感じている大切なことが含まれていることに、驚きと畏敬の念を抱かざるを得ません。
 
 人と人が関わっていくとき、二人だからできること、二人だから充足すること、喜びが2倍になること、悲しみが半減すること、そんなことを学生たちにも体験してほしいなと思います。
 
 今日はビジネスの授業で、同窓会の案内状を往復はがきを使って書いてもらいました。中学や高校の時を思い浮かべながら、友人宛に作成してもらいました。友人との懐かしい出来事を思い出してくれたでしょうか。

 
 新しい年を迎えると、卒業を控えた人たちにとっては、あと、2ヵ月。卒業までのカウントダウンが始まるときでもあります。社会人になる前の、最後の学生生活を有意義に過ごしてもらいたいと願っています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。