安藤先生の月刊ブログ 「きらめき」

何気ない毎日に"きらめき"を感じていますか?

自分探し

2006年10月02日 | 月刊ブログ
 透きとおるようなライトブルーの空にひんやりと心地よい風・・・秋になりました。
あの真夏のぎらぎらとした無邪気な表情の太陽がうそのように、すがすがしい精悍な表情になりましたね。
 IBAでは、地元の医療機関に高い就職率を挙げている「医療情報ビジネス科」の授業の中で、教養科目として「心理学」を取り入れています。学問的に極める科目としてではなく、これから社会に飛び立つ学生たちに自分探しをしてもらうため、そして、人間を理解する科目として設けています。
 心理学のテキストには、環境、欲求、学習、思考、知能、発達、性格などの分野があり、科目終了時にはテストを兼ねて、分野フリーのレポート提出を課題として出しているのですが、一人一人がさまざまな分野を選択していて、とてもおもしろい論文になっています。
 特に、制作する過程で、学生たちは、自分に照らし合わせて考えることを学んでいきます。自分探しのきっかけをつかんでいくのです。今の自分は幼い頃からどのようにして形成されてきたのだろうか。
また、これから自分が人と関わっていくとき、自分が親になったとき、ここで学んだことを生かしていきたい。・・・このように結んでありました。

 私も、青年期の頃、悩んだり苦しんだり挫折をしたり、いろんなことを経験しました。
今考えると、その分、人の痛みが少しはわかるようになったのではないかと思います。
その時、悩みや悲しみを重ねたその数だけ、人の心は強くやさしくなっていくのではないでしょうか。
 これから皆さんが、夢へ向かって進む道は、平坦な舗装されたところばかりではありません。急な上り坂下り坂、でこぼこ道、そこを這って上って転げて下ってでも通過しないといけないときがあります。その時こそ、これまで矯めてきた力を振り絞って乗り越えていってほしいと思います。
 この青年期にいかに自分探しをして、どれだけ自分を鍛えていくかで、その後の成人期、中年期、老年期を充実して過ごせるかどうかが決まるといわれます。
 人間として大きく成長できるこの時期に、自分の夢をかなえるための惜しみない汗と努力を重ねていってほしいと願っています。

 いよいよ、今月から入学願書受付が開始されます。あなたの新しい未来の選択肢はいくつありますか?その中から、一番自分に合った学科、学校をじっくりと選択しましょう

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。